Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

熱海銀座の入り口「一番軒」

 「娑婆」に出て来て2週間、なるべく歩きなさいという医師の勧めでテレワークの合間に外出するようにしている。そうなると自然に外食したくなるので、熱海の街のレストランに足が向く。そこで問題が2つ。

 

・退院時標準体重ー2kgだったのに、たちまち戻ってしまった。

静岡県も「マンボウ」下で、閉めている店が多い。

 

 この日は郵便局まで行った帰り、まだ12時には間があるが何か食べて帰ろうと思って店を探したのだが、しばらく休業・12時から開店などの表示ばかりで、久し振りに「昼食難民」になった。ふらふらと熱海銀座まで戻ってきて、銀座アーケードの入り口交差点にある「一番軒」というラーメン屋の前で足が止まった。

 

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 引っ越してきた20年近く前から、何度も前を通ったが入ったことはない。多分しばらく休業していたようだ。しかし今日は営業中。いい機会と入ってみた。カウンター4~5席とテーブル5つだけの小さな店。外観同様内部もすごくレトロである。キャッシュレジスターなど、博物館ものである。観光客らしい若いカップルがカウンターに、地元の人が2人テーブル席に着いていた。

 

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 メニューはとてもシンプル。ラーメン、チャーシュー麺、ワンタン麺、ネギラーメンと餃子、チャーシュー丼くらい。炒飯すらない。あとはドリンクメニューだけ。高齢の女性がフロア係、その息子らしい男が厨房で餃子を焼き、ラーメンをゆでている。ラーメンのセットメニュー(餃子4個&ライスが付く)にも魅かれたが、体重のことも考えてワンタン麺(850円)を注文した。

 

 若いカップルはビールを呑んでいたようで、僕のものと3つのラーメンが同時に出来上がった。そこに大きな荷物を持った若い男が入ってきて、大盛りチャーシュー麺セットを頼んだ。若いっていいね。

 

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 運ばれてきたラーメン丼も年季の入ったもの。そういえば子供の頃、近所のラーメン屋がこんな丼を使っていたなと思い出す。海苔が3枚、チャーシューが1枚、ワンタン数個に刻み葱と細切りメンマが浮いている。醤油スープを一口すすって・・・あ、これその当時の味だ。麺も細めのストレート麺、これも懐かしい。

 

 ワンタンは期待ほどではなかったが、ラーメンとしては郷愁一杯の丼でした。これはいいお店を見つけました。今度は大盛りを食べてみたいですね。あ、体重が問題か・・・。