この冬は、寒暖の温度差の激しい冬だった。１月頭に「数年に一度の寒波」がやってきて、北陸・東北方面では高速道路に車が閉じ込められた事件が相次いだ。それ以降は、さすがにそれを上回る寒波は来ないで、代りに台風並みの低気圧が北海道を襲った。北に低気圧があると南風が吹くので、伊豆は暖かい。
今日も西高東低、冬型の気圧配置なのだが、南（というより南南西）の風が吹いて熱海の気温は20度越え、４月下旬の陽気なのだそうだ。ここ数日風が強く、道を歩いていても吹き飛ばされそうになる。その風が、日に日に暖かくなってくるのが分かる。
公共料金の支払いがあったので、近くのコンビニまで出かけた。道すがら例の高級中華料理店「壱番」の前を通ると、人だかりができている。この店のランチは、比較的お値打ちなのを知っているのだろう。名前を書いてベンチに座って待つのだが、座り切れないで立ち待ちしている人もいる。
東京の「COVID-19」新規感染者は、このところ２週間続けて500名を下回っている。それで近場の熱海ぐらいならいいだろうと、旅行客がやってきたのかもしれない。確かに今日の月曜日を休めば４連休、熱海の人出は増しているようだ。もっとも熱海では先週個人宅のパーティでクラスターが発生、県内の政令指定都市より多くの感染者が出ている。
駅に向かう道すがら、あるマンションの前庭で早咲きの桜が５分咲きになっていた。アタミ桜ではない、本物のソメイヨシノ。この庭は抜群に日当たりのいいところなので早く咲いたのだろう（でもまだ２月だよ！）。
駅前で買い物を済ませ、さて今日はどこかでランチを外食するとしよう。しかし昼時なので、どこも結構込み合っている。磯丸寿司の前には長蛇の列、仲見世通りの路地のラーメン屋にも行列が。見たところ地元の人ではなく、20歳代の若い人が目立つ。あ、これが「緊急事態宣言中だが若者中心に人出が多い」とニュースで言っていることだなと納得した。
結局帰り道で、いつもの「天煌飯店」に寄った。注文したのは「小エビと豆腐のチリソース煮込み定食」850円なり、通称エビチリ。以前食べた「小エビの四川風炒め」同様、大きなエビが８匹いた。それはいいのだが、お味の方はちょっと？付き。「四川風炒め」の方がずっと美味しかった。
これで、この店の定食のほとんどは試食しました。お勧めは、麻婆豆腐、酢豚と小エビの四川風ですね。
