Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ボリュームランチ(酢豚対決)

 今週はテレワークの合間に、2回外食ランチの機会があった。4月以降熱海の街の知らないレストランをランチ探訪できたのは、「COVID-19」騒ぎのおかげと言える。総じて観光客狙いのコスパの悪い店が多いのだが、なかなか美味しいと思わせる店も少なくない。

 

 最初の外食ランチの日、熱海駅に用事があって昼過ぎにランチをすることになった。駅ビル「ラスカ」でランチというと、どうしても「五味八珍」に足が向く。海鮮系の店もパスタの店もあるのだが、どうしても観光客用に見えてしまうのだ。「五味八珍」だけは、売り物の浜松餃子を始め実力ある商品を揃えていてお値段もリーズナブル。

 

 この日選んだのは、実は餃子ではなく「酢豚定食(980円+税)」。最近メニューに加わったもので、餃子の美味しいことは分かっているので、ちょっと変化球というところ。酢豚という料理は、大学時代に安い中華料理屋の宴会でおぼえた。揚げた豚肉をいろいろな野菜と一緒に炒め、あんをかけたものである。味の決め手はあんで、バリエーションは大きい。調理面では、野菜のシャキシャキ感が残っていることが重要だ。

 

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 餃子の時と同じくらい待って、運ばれてきたのがこれ。ご飯とスープは餃子定食のものと同じ、メインの酢豚は、

 

・豚肉は多くなく、揚げ加減、炒め加減はやや強め、小さくなっている。

・野菜は豊富、ニンジン・ピーマン・タケノコにきくらげ。シャキシャキ感あり。

・あんは少なめで、味は薄めの醤油味。

 

 まずは満足して食べた。

 

 それから数日、また外食に出て、今度は先月紹介した「天煌飯店」の前で立ち止まった。運よく今日は「営業中」になっている。ふといたずら心が湧き、ここでも酢豚を食べてみようと中に入った。ここのランチは全部850円(税込み)、その中で「酢豚定食」を注文した。

 

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 ご飯・スープ・搾菜・杏仁豆腐は、全定食共通。特にスープの味が滋味深い。メインの酢豚は、

 

・豚肉はやや多め、揚げ加減、炒め加減は強くない。

・野菜はニンジン・ピーマン・タケノコ、シャキシャキ感あり。

・あんは多めで、味はかなり濃く酸味が強い。

 

 もちろん好みはあるだろうが、酢豚対決は「天煌飯店」に軍配です。さすがは本職の中華料理店、あまり客はいないのですが応援してあげたくなりました。「五味八珍」にも気の毒なので、今度は「餃子対決」をするべきでしょうか?