「COVID-19」感染拡大がまたまた起きているが、東京はもう「COVID-19」以前の姿を取り戻している。僕にも１日に都内で複数の用事が入るようになってきた。この日は午前中に大手町の日経ホールで、恒例のイベントに出演。パネリストを２名に絞ってもらったことから、スムーズな運営・進行ができた。
会場を出て、昼食は摂らないまま虎ノ門に向かう。今は＜虎ノ門ヒルズ＞周辺の再開発で様相が変わってしまったが、かつては勤めていた企業の霞ヶ関・永田町向けの＜DXショールーム＞や、企業内研修所があったところだ。
この「砂場」という古い蕎麦屋さんも、時々接待含みで使っていた。高層ビルに囲まれても、今もいにしえの風情でたたずんでいる。その先には、通称＜マッカーサー道路＞によって広がった、大きな交差点がある。かつては「なか卯」の店舗があったが、跡形もない。おしゃれなカフェができていた。
＜虎ノ門ヒルズ＞にあるコンサルファームに、10余年前僕の上司だった人が顧問として勤めていると聞いて挨拶に来た。「もう74歳だが誘いがあってやってるよ」と元気に言っておられた。ひとわたり昔話と、近況報告をして辞去した。実は夕方、もう一件打ち合わせがある。それまでの間に遅いランチを済ませてしまおう。蕎麦屋やカフェにも魅かれたのだが、結局新橋駅前まで戻ってきて、馴染みの「かつや」に入った。
ちょうど＜年末感謝祭＞開催中。４日間は、メニューがこの４種類に限定されるが、全部605円と結構お得。一番のお値打ちは＜カツカレー＞だが、カロリーが心配なので＜ロースカツ定食＞にした。
16時という本来空いているはずの時間帯なのに混みあう店内、５～６分待たされてこれが届いた。120ｇの厚切りロースカツに豚汁まで付いている。これなら寒気に吹かれて次の会合の場所までいくのも辛くないでしょう。ごちそうさまでした。
