12月だというのに温かい、日差しの中を歩いてくると熱く感じるくらいの日になった。リアル会議が増えて来て、この日はちょっと忙しい。午前中某社での会合を終えて一旦オフィスに戻り、雑事を済ませてから田町の別の会社さんに出かけることになっている。さてでは昼食は･･･と考えたのだが、何しろ時間がない。いつもの新丸の内センタービルの「大戸屋」さんにも、八重洲地下街にも回っている時間がとれなかった。そういう時は、丸の内北口地下の「いろり庵きらく」で簡単に済ますのがいい。
昼時にはまだ間があったので、空席も目立つ店内。かき揚げ蕎麦でも食べようと食券自販機の前に立って、ちょっといたずら心が湧いた。普通のかき揚げではなく「げそかき揚げ」を、しかも冷たい蕎麦にトッピングしてみようと思う。
盛りは普通盛り、スイカについているペンギンの顔を刷り込んだ海苔が２枚付いてきた。これはちょっとおしゃれ。げそ入りが特別なのか、これで580円なり。期待したげそだが、残念ながらちょっとべったりした食感。味そのものは悪くないのだが、こういう具材こそ揚げたてに限るということだろうか。
さて早めのお昼を済ませて、今度は田町へ。思ったより長くかかったが、まだ陽のあるうちに品川駅まで戻ってこられた。このまま新幹線に乗るつもりだったが、週末のお肉を買う気になった。行き先は大森駅直結の「ハナマサ」。この店は「和牛」はないのだが、メキシコ産のサーロイン肉はなかなかいい。適当な大きさのがあったので購入し、改札口まで戻ってきた。
ふと思いついたのは、ここで（早めだが）禁酒日のディナーとしようかということ。そこでこの日２度目の「いろり庵きらく」へ。夕食はしっかりお腹に溜まるものをと、買った食券は「かつ丼」590円なり。
「富士そば」などに比べるとやや高めだが、そばつゆのスープが付いてきた。かつ煮も蕎麦のだしで煮込んである。肉厚のお肉はまずまず、ご飯にもしっかり味が付いてきた。久しぶりに食べたのだが、これでランチの「げそ揚げそば」と10円しか違わないのはちょっと疑問。ずっと高い満足度だった。
忙しくなってきて、食事を駅そばで済ませることも増えてきました。来年もお世話になることでしょう。
