先週末、いつもの用事で秋葉原に出かけた。朝早いので前泊し、いつものワシントンホテルに泊まった。遅く着いたのだが、チェックインして街に出た。すっかり夜の街が戻ってきていて、思い切り飲もうかとおもったのだがそこは自重。結局「日高屋」で軽く飲んで帰ることにした。
つまみ替わり、夕食として選んだのが「五目揚げそば」、チャンポン屋でいう「皿うどん」である。揚げた細麺（元はもっと太いのかもしれないが、ソーメンほどになっている）に五目あんをかけたもの。秋葉原の「日高屋」はじめ、かなりの店ではタブレット注文システムになっていて、今回もハイボールとこのメニューを注文した。
まずハイボールが運ばれてきたが、なにしろ氷が多い。しばらく置いておいてもいいだろうと、食事メニューを待った。２～３分遅れで「五目揚げそば」が運ばれてきて、めでたく乾杯。
前回はレモンサワーを頼んだのだが、それはウオッカベース。こちらはどんなものかはわからないがウィスキーベース。いずれもアルコール２倍は＋220円とのこと。付け合わせの辛子を餡に絡めて、そばと混ぜてなじませてからゆっくり食べた。具はウズラ卵以外には目立ったものなし。あんは少し酸っぱいかな。モヤシやニンジンの細切りはいい食感。それなりに美味しく、ハイボールを傾けながら、遅いディナーとしてはお腹に溜まった。
別の日、例によってテレワークのランチにいつもの「五味八珍」に出かけた。先週の「揚げそば」が頭にあったので、注文したのは「五目焼きそば」。こちらはなまめんをフライパンで薄く焼き、そこに五目餡をかけたもの。五目餡に焼きそばを乗っければ「一蘭」のような焼きそばになる。
ここの餡は、イカ・エビ・タケノコ・キクラゲなど豪華な具が入っている。同じように付け合わせの辛子を付けて、麺をほぐしながら食べ始めた。麺には適度な焦げ目も付いていて、食感に変化がある。餡に浸されたらまた食感も変わる。うまみ・味のバラエティさは、とても「日高屋」のそれとは比較にならない。
もちろんお値段の方は、ハイボール付きとほぼ同じ。どちらがいいかと言えば、ストレートな比較はできない。それでも料理の比較でいえば、７対３で「五味八珍」の勝ちでしょうかね。独善的な比較ですみません。
