東京下町散策、最初の目標は「楽しく1万歩」。あるTV番組で1万歩目標にタレントが歩く企画があり、東京旅行の予習に見た。ポイントは、
・東武鉄道浅草駅から「すみだリバーウォーク」
・東武線のガード下「東京ミズマチ」
・撮影スポット「押上天祖神社」
だった。僕らはこれをなぞるのに加えて、吉原地区の今を見に行きたいと思った。NHK大河ドラマ「べらぼう」は、吉原の映像からスタートしたと家内が言う。そこで茅場町からメトロ日比谷線で三ノ輪駅まで行き、そこから吉原~浅草~押上という散歩ルートを考えた。帰路は押上からメトロ半蔵門線で清澄白河まで。

三ノ輪という駅には、初めて降り立つ。まさに下町だが、外国語の看板なども目立つ。吉原大門を目指して南下していくと、江戸町通りという路地に入った。びっくりしたのは午前中だというのに、呼び込みのあるラブホやピンサロが一杯あること。業態継承ということかもしれない。「安心安全な街吉原」と看板にあって、防犯カメラはとても多い。
吉原大門跡は、単に柱が2本建っているだけ、付近にある吉原神社に行ってみた。九郎助稲荷を含めた神社だが、ご覧のように「蔦重」を前面に出したアピールである。この神社は<七福神めぐり>の一社で、近くにはもっと規模の大きい神社もある。

それがこの鷲(おおとり)神社。家内と一緒に、今年初の輪くぐりをした。さほど混んでいないが、高齢者の団体が(多分七福神めぐりだろう)「次へ行くぞ!」と号令をかけている。他には中国人カップルが、写真を撮りまくっているくらい。

国際通りぞいに歩いて、浅草寺を目指す。日本最小の遊園地「花やしき」の塔が見えてきた。アーケード街には古い商店も残っていたし、花やしき通りはきれいに整備された商店街だった。
<続く>