熱海の街中で１回／週程度のランチ外食も、だんだんパターンが決まってきた。秋口までは物珍しさでいろいろな店を巡ったのだが、はっきり「観光客向け」と思われる店には２度目はない。美味しいのだが1,000円を越えるような店も、ちょっとデイリーユースの意味では敬遠することになる。一方、一時期「COVID-19」騒ぎで昼も開けていたラーメン屋がランチを止めるなど、変化もあった。
そんなわけで、通うようになったのが「天煌飯店」。自宅マンションから徒歩５分ほどのところにあって、熱海駅への通り道にある。できれば「禁酒日のディナー」として利用したい店なのだが、開けている時間が短く僕の帰宅時には閉まっているのが難点。さらに昼間の営業時間帯も短くて、本当にやる気があるのかと思えることもある。ただランチ850円というのはリーズナブルで、もちろん美味しいので開いていることを祈って出かけるわけだ。
年末も押し詰まってきたが、相変わらず熱海への人出（Go To）は多い。昼時にはレストランの混雑も見られる。お酒を伴わないランチでは感染リスクは大きくないからまあいいのだが、夜の街はどうなっているのか心配である。方々の街でカラオケスナックなどでのクラスターが報告されている。まあオフィスに行った帰り以外は熱海の夜の街を歩くことは無いからいいのだが。
今日は「天煌飯店」は開いていた。表の看板が赤く「営業中」となっていたのでほっとして入店。他の店の前には人だかりがあるのに、このお店は今日も客は僕以外に１人だけ。作業服を着たお兄さんが、ラーメンをすすっている。
今日の僕の注文は「麻婆豆腐定食」、四川のお店らしいメニューだ。ご飯と中華スープ、搾菜と杏仁豆腐は全ての定食に共通のもの。中央の小皿は「お好みで」と言われた山椒の粉、麻婆豆腐に少しだけ散らした。
豆腐は絹ごし豆腐、僕はもめん豆腐の方が好きなのだが、まあ文句は言うまい。ひき肉とアンにからめて、しっかりした味付けの麻婆豆腐である。このお店、料理に関しては手抜きは全くない。どの料理も、しっかり本格派だ。今回も美味しく、たっぷり食べられた。
しかし街がにぎわっているのに、どうして客の入りが悪いのでしょうかね。気に入ったのだから、閉めたりしないでくださいよ。精々通いますから、来年も。
