Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

カスティジャン地方のワイン

 昨日アルゼンチンのメダージャ(赤)を堪能したのだが、ビジネスクラスワインの赤はあと2本残っている。そして冷蔵庫には「ハナマサ+」で買ったステーキ用肉も1回分残っている。こういう時のために平日は禁酒しているのだからと、今日は朝からディナーメニューを考えている。

 

 残っているお肉は、肩ロースが200gあまりとイチボが100g強。特に肩ロースは厚さが1インチ近いぶ厚さ。これをミディアム・レアに焼いて、赤ワインを楽しみたい。実はオーストラリアのGBの赤も、スペインのトーレスの赤もあるのだが、これらエノテカで手に入れたものより、今日はビジネスクラス機内ワインを呑みたい。残っているのは、

 

・E&Jガロ・ワイナリー

・シャトー・ド・ピトレイ

 

 前者はカリフルニア産で、すき焼きなどに合うとある。後者はボルドーの中でも石灰岩と粘土質の土壌で南西斜面の多いカスティジャン地方のワインで、肉のパテやステーキなどに合うとある。E&Jガロは以前紹介した「アトム肉」のすき焼きの時に呑むことにして、今日はカスティジャンを開けることにしよう。

 

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  メインのお肉たっぷりのメニューなので前菜は控えめ、家内はトーレスの白、僕は日本酒でスタートする。主役は中央のシャトー・カスティジャン。例によってIHにクリステルのフライパンを熱し、肉は全面にコショウを擦り込んでおく。フライパンが十分熱くなったところで、片面を1分半焼き弱火にして裏返す。裏返したら1分ほど置いておくだけで出来上がり。

 

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 肩ロース肉は、スジがあって歯触りが良くないこともある。火を通すとスジが溶けて旨味に代わる。かといって火を通しすぎるとパサついて美味しくない。そのぎりぎりのところが、この1分半・裏返して1分の焼き方なのだ。

 

 イチボ肉は半分に切り、肩ロース肉を取り分ける。今日はカーボロネロ、ナス、シシトウが付け合わせ。カーボロネロはいわゆる黒キャベツ、キャベツの原種でローストビーフを作るときの香りづけにも使う。これも家内の屋上菜園で獲れたもの。

 

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 早速フライパンから取り分けて、食べ始めた。切り口が見えているのはイチボ肉なのだが、肩ロース肉も含めてミディアム・レアに仕上がっている。ワインはさすがのボルドー、ふんわりとした香り、肉の脂が舌に残っているのを洗い流すような爽やかさ。ビジネスクラス機内ワインの2本目、期待にたがわず美味しかったです。ごちそうさま。