Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

紅白の「Montes Alpha」

 世界のいろいろなところで社会そのものへの不満が高まり、デモなどが頻発している。香港の民主化デモなどは高級な方だが、社会保障改悪(失礼、改革)で揺れるフランスと同じようにチリでも、地下鉄料金の日本円にして4円値上げするという件をきっかけに揉めている。そのせいもあり、チリで開催される予定だったAPECの首脳会談やCOP25が見送られてしまったのは記憶に新しい。南米大陸で唯一OECDメンバーである「優等生」だったのに・・・。

 

 それでもチリで誇るものがあるとすれば、マチュピチュ遺跡などよりはこのワイン、僕ら夫婦が大好きな「Montes Alpha」であろう。良く赤ワイン(カベルネ・ソーヴェニヨン)は買ってきて呑んでいたのだが、2,000円クラスのものとしては香りも味も一流だと思う。

 

 ある休日、いつものように藤沢・茅ヶ崎・平塚のBook-offを巡って7~8冊のミステリーを仕入れた。カバンは一杯になっているが小田原でちょっと時間があったので、駅前地下街「ハルネ」にある「Kaldi」を覗いてみた。すると、時々行われる「ワイン2本以上購入で10%割引」キャンペーンの最終日だった。

 

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 「わーい」とばかり、いつものように「Montes Alpha」の赤と、ブルガリアの赤「Telish」(これもカベルネ・ソーヴェニヨン)を買おうとした。「Telish」は1,000円クラスでは一番気に入っているものだ。ところがふと見るとその隣に少し太めの「Montes Alpha」が・・・。あ、シャルドネの白ワインである。今日は、紅白の「Montes Alpha」にしようと2本もってキャッシュレジに行った。

 

 ・・・というわけで、今夜のディナーはイタリア製の卓上鉄板焼き器「クイジナート」でステーキを焼くことにした。前菜はシャルドネ、メインはカベルネ・ソーヴェニヨンというラインアップである。牛肉は「MaxValue東海」で買った肩ロース肉、塩麴で少し柔らかくしてある。

 

 チリ産の女王ワインと思っている「Montes Alpha」の紅白そろい踏み、とても美味しかったです。初めて呑んだシャルドネの白、べっとり甘いシャルドネ版があるのですが、これはさっぱりしてさわやかな喉越しでした。また探してみますよ。