今日、3月14日はホワイトデーだが、初老の夫婦には関係がない。僕が気になるのは、久しぶりにJRのダイヤが大改正される日ということ。
・9年ぶりに常磐線全線開通
・高輪ゲートウェイ駅開業
・東海道新幹線「のぞみ」12本/時体制に
などなど、話題は多い。僕が通勤で使っている東海道新幹線では、全て700N型車両になり、全体的にスピードアップした。熱海からの始発電車も、より早い時間のものができた。これで、早朝会合で東京に宿泊しなくてはならないケースは減るだろう。
ただコロナ禍の現状では、せっかくの12本/時の「のぞみ」も乗客がいない。3月前半の東海道新幹線の乗客は従来の半分以下になったという報道もあった。しかたなく、当面12本から間引き運転になるらしい。
伊豆半島を走る列車にも変化がある。新しい特急「サフィール踊り子」の登場によって、「スーパービュー踊り子」が引退となった。昨日の熱海駅には、そのラストランを示すパネルが出ていた。
https://toyokeizai.net/articles/-/336025
最近「伊豆クレイル」という特別列車(特急ではなく快速電車)が、休日に1往復運行されているが、毎日走る観光列車としては「スーパービュー踊り子」が一番有名だった。伊豆の海や山をよく見えるように、ワイドに開いた窓が特徴的な車両である。1990年から30年間、伊豆半島の東海岸を走っていた。
僕自身は乗ったことはないのだが、熱海駅で見かけることは多かった。その後継となる「サフィール踊り子」は、より豪華な列車。特別車両は飛行機のファーストクラスを思わせる。一列たった2席というワイドさが売りである。
東京でも桜が咲く本格的な春がやってきて、新年度を控えて明るい気分になるダイヤ改正になる・・・はずだったのに。まあ熱海の人出はそんなに減っているようにも思わないので、「サフィール踊り子」もそこそこの乗客を乗せてデビューすることになることを期待する。
「サフィール踊り子」、コロナ禍が落ち着いたら、僕らも一度乗ってみましょうかね。