Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

<EATALY東京>の利用法(前編)

 東京駅丸の内北口地下に、<EATALY東京>というレストラン併設の食材店がある。数年間この前を通ってオフィスに通った店だし、「COVID-19」前に2度家内とローマ旅行(*1)に行った時、ずいぶんお世話になった<EATALY>の出店だと聞いて興味は持っていた。

 

 ただ近すぎると「いつでもいけるからいいや」と、意外と立ち寄らないもの。何度かチーズや生ハムを買ったくらいで、ワインは指をくわえてみていただけ。確かに美味しそうだが、なかなかのお値段である。

 

    

 

 ただ、昨年末家内と16時過ぎに丸の内で用事が済み、何か食べようかという話になった。ところが、多くのレストランは17時まで中休み、さらにX'masなので予約で一杯という具合。仕方がないからチーズとハムでも買って帰るかと<EATALY>に入ってみた。そこで奥にあるレストランのことを思い出して見てみると、ランチ営業から続けてディナーまで開店しているという。現時点でランチの客が帰ってしまい、テーブルは全部空いている。もちろん予約があるので「18時までなら」という条件付きで、遅いランチとした。

 

    

 

 モレッティというビールを飲み、パスタを2種注文した。これは僕のセレクトであるボンゴレ・ビアンコ。アサリの出汁が良くしみていて、歯ごたえのいいスパゲッティを引き立てている。これは美味いと、ビールの次は白ワインのグラスを注文。迷った末、ハウスワインにしたのだが、これが十分美味い。シャープな香りと舌触り、それにかすかな甘みが感じられた。

 

 17時になると、予約客が何組かやってきてたが、それまでの間お店を独り占めしたのは気分がいい。夫婦で話し合って、遅いランチタイムにここでイタリア料理とワインを楽しむことを企画することにした。これなら人気店でも、予約の手間がいらない。

 

<続く>

 

*1:食の博物館「EATALY」 - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)

  エトナ山のワイン - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)