Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

初めての店(ニラ玉対決)

 住んでいたり、長く通った街でも、初めての店というのはもちろんある。今回、2件初めての店でランチを食べたので報告したい。

 

 最初は15年程勤務した大森駅前、駅前なのだがあまり通ったところのないところに、この店があった。東口へ行く道も、メインの駅ビルからの道も、この店の前は通らない。今回偶然通りかかり、ランチにと入ってみた。

 

    

 

 この場所、写真の左手に行けば「松屋」がある。右手に行けば「日高屋」があった。その中間に大衆中華のお店があったとはね。カウンターとテーブル席、全部で30席もないだろう。メニューの方はごく普通の中華料理が並ぶ。昼時を少し回っていて、先客は10人ほど、カウンターの一角に座って注文したのは「ニラ玉定食」850円なり。

 

    

 

 労働者の街らしく、ご飯は大盛り。スープは薄味でワカメと豆腐が入っている。漬物は和風。ニラ玉には、きくらげとモヤシが加わっていた。味はちょっと濃い目。ご飯の量以外の特徴はない。

 

 今度は熱海の駅前。「天煌飯店」「YaYa屋」が閉めてしまい、「昇竜」も不定期営業。庶民的な中華が食べられる店が減ってしまい、特にランチに困っていた。ところが駅から繁華街に降りていく「平和通り」と「仲見世」の間の路地に、こんな店を見つけた。

 

    

 

 駅前の他の店が、玉子丼でも1,000円以上の観光客価格なのに「燕京」だけは1,000円でおつりがくるランチが食べられる。ただ小さな(2人テーブル5卓だけ)店で、なかなか入れない。この日14時近くになってようやく座れた。いたずら心を起こして注文したのが「ニラ玉定食」900円なり。

 

    

 

 ご飯は小振り、スープに具はないが、搾菜は本物、ミニ冷奴が付いてきた。ニラ玉の具はニラだけだが、その量は半端ではない。滋味深い味付けで、これが本物のニラ玉だと思わせてくれる。

 

 50円の差がありましたが、今回は「燕京」さんの完勝です。いいお店を見つけましたが、残念なことにディナー営業はないそうです。うーん、禁酒日のディナーに最適なお店と思ったのですが・・・。