Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

大手町昼食難民(とんかつ和幸)

 すっかりリアル会合が増えて来て、3回/週ほど東京に通うようになった。この日は午前中経団連会館での会合、午後はその隣にある外資系企業での会合がある。1130に終了し、1230集合だから1時間のランチタイムがとれる。移動距離は道を1本渡るだけだから、何の問題も無いように見えるのだが・・・。

 

 大変込み合う大手町の地下食堂街。どこで食べるか、久しぶりに「昼食難民」である。経団連会館の地下が最も手近なのだが、多くの店がテイクアウトを店先で販売しているのは、決して「COVID-19」禍の名残ではない。限られたランチタイムだけでは、店内に入りきれないのだ。

 

 もう一つの問題は、メニュー価格の高騰。例えば昨年紹介した中華料理店「永楽」には、1,000円以下のメニューは無くなっていた。最低が炒飯の1,100円である。

 

経団連会館地下「永楽」 - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)

 

    

 

 比較してはいけないのだが、「日高屋」なら490円のメニュー(写真上)なので、2.2倍を超える価格比である。経団連会館の会議の前に偵察をしておいて、ランチはこの店に決めた。会議終了後直行したところ、なんとか1卓だけ空いていた。

 

    

 

 それは、「とんかつ和幸」。以前から「かつや」「松のや」と比べると高価なイメージのあるチェーンだが、あまり値上がりはしていないと見えて、基本ランチメニューの「和幸御飯」は970円とリーズナブル。

 

    

 

 ご飯は小振りに見えるが、味噌汁・キャベツともどもお替り自由。とんかつ(ロースかつ)は、80gくらいかな。歯ごたえ、味わい、ソースと辛子含めて、とても美味しい。次々と入って来る来店客の大半も、このメニューを頼んでいる。大手町地下という難民エリアで、1,000円を切る価格なのだから当然ともいえる。

 

 (申しわけないけど)ゆっくり食べ、行列している客の前を通って店を出ました。テイクアウトの行列もそこかしこにあります。すっかり人出の戻った大手町、若い人たちの難民戦争はずっと続きそうです。