Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

八重洲でも名古屋めし

 5月から毎月のように名古屋に出かけていて、そのたびに「名古屋めし」を堪能して帰ってくるようになった。ただ夏枯れもあって、8月は名古屋行きがない。もちろんこの盛夏に名古屋に行くことは、ある意味自殺行為。東京が暑いと言うが、名古屋の暑さは気温だけでは測れない。猛烈な湿度があって、名古屋の35度は、首都圏での40度(熊谷あたりか?)にも感じられる。

 

 行かないのはいいとして、名古屋めしは食べたいと思う。そこで思い出したのが、3年ほど前に紹介した八重洲地下街の店「鶏三和」。

 

懐かしい店(鶏三和) - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)

 

 名古屋コーチンの親子丼が看板メニューのこのお店、割合高めの値付けなのだが外食チェーンが値上げしていて、相対的に価格差が縮まっている。前回は鶏唐揚げ定食を食べたので、今度は親子丼をと思い入ろうとして、隣の店に気づいた。

 

    

 

 「玉丁本店」は、きしめん味噌煮込みうどんのお店。なんだ、ここは名古屋横丁か?そこで「左向け左」と自分に号令をかけて、こちらのお店に入った。かなり大きな店で、詰めれば70~80人は入れそう。先客は5人ほど。暑い時期にグツグツ音を立てる味噌煮込みを好む人もいるが、猫舌の僕はきしめんを選んだ。

 

    

 

 「月見とろろ冷やしきしめん」麺大盛りにして、1,155円なり。鶏肉・オクラ・とろろ・卵に、刻みのりと鰹節削りがかかっている。そう、きしめんには鰹節が必須である。名古屋風の雑煮は、モチのほかの具は小松菜だけ、ただしたっぷり鰹節削りをかける。もっちりしたタリアテッレより太い麺に、これらの具をまぜて食べる。

 

 名古屋駅で食べた冷やしきしめんより、ずっと重いしたざわりである。これが本物かと言われると、20余年間名古屋を離れた僕には自信はないが、懐かしい味だった。次は寒い時期に味噌煮込みを食べに来ますよ。あれはお酒にも合いますし。