Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

南マグロの中トロ

 9月にはなったものの、まだ残暑は相当厳しい。週末の赤ワイン+ステーキのディナーも、ちょっと胃に負担がかかってきたかもしれない。初老の夫婦には、暑さ共に思い食事も良くなさそうだ。加えて「COVID-19」感染拡大で、お肉の調達先である「ハナマサ」や「ロピア」に、ちょっと行きづらい雰囲気もある。

 

 地元のスーパー「MaxValue東海」では、和牛・国産牛・輸入牛を問わず、ステーキ用のいい(お値段も含めていい)ものは見当たらない。ローストビーフ用にはいいものもあるのだが・・・。しかしお魚の方は、割合と「いい」ものがある。何度か紹介した「北海蒸しタコ」だけでなく、マグロの品揃えは気に入っている。今日は「南マグロの中トロ」をサクで買ってきた。

 

 ここのマグロ・カツオはバリエーションが豊富、本マグロの赤身(解凍)やメバチマグロの赤身(ナマ)はいつもある。他に脂ののった大トロ、カツオのタタキなどがよく並ぶ。これらの間に、ひっそりと2~3パック並べられているのが、NINJA家が大好きな「南マグロの中トロ」である。

 

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 ここの厨房には、マグロなどをまるごと捌くことのできる広さがあって、職人がいる。それは、別途出てくる「アラの量」でわかる。上記のマグロ等の大半は、ここで捌いた活きのいいものと思われる。そんな中、ひっそりと売られている「南マグロ」、ひょっとするとパックで入荷する「外様組」ではなかろうか。

 

 しかしこのサク、赤身からトロの部分まで見事なグラデーションで、一切れの中にマグロの複数の旨味が凝縮されたレア物である。切り口がきらめいているのが、お分かりいただけるだろう。見つけると買いたくなるし、あまり売れ行きが良くないせいか「熟成マーク(3割引とか半額とか)」が付いていると、間違いなく買う。

 

 今日のディナーは、しめ鯖のオレンジ風味と中トロを並べて1枚のお皿に盛ってみた。このオレンジ風味のような新商品・新企画は、この保守的な街では人気が無いらしく「熟成マーク」付きだった。家内の手作りのシソを振りかけ、アクセントにする。お皿に緑があるのが嬉しい。合わせるのは、最初はクラフトビール「豊潤」、ワインはエミリア・ロマーナ州の白ワイン「AULENTE」。

 

 では残暑祝いに、乾杯と行きますよ。