今日が、2021年の最後の出勤日である。本当にいろんなことがあった年で、ずっとできなかったリアル国際会議が、11月についにできたことが嬉しい。その後「オミクロン株」の登場で。また全世界は封鎖に近い状態になってしまったのだが・・・。
昨年から今年に出来たことといえば、やはり本物ののワインを味わえるようになったこと。これは赤/青二つの日系航空会社さんのマイレージに拠るところが大きい。一度でも味わえば、どういうものが美味いのかは舌が覚えてくれる。もちろん機上でも味わっているはずなのだが、英語への不安・会議の緊張などがあって、本当に味わえたかどうかは分からない。決して呑み過ぎて分からなくなったのではないことは、申しあげておきたい。
加えて、まっとうなローストビーフが作れるようになってきたこと。これほど簡単に、美味いローストビーフが作れるとは思わなかった。なるべく分厚いモモ肉などを選び、熱く熱したフライパンで短い時間焼く。その後火からあげたフライパンの中で、蒸し野菜と共にゆっくり冷ます。この間にじんわり火が通り、内部の血が旨味に替わる。
これを時間を置いて薄切りにし、野菜やチーズをあしらって盛り付ける。もちろん合わせるワインはマイレージで貰ったボルドーの赤。
今夜もこんなディナーを期待しながら、ランチを摂ったら早めに帰りたいと思った。ふらふらとやってきたのは八重洲地下街。「KALDI」で年末年始用の追加ワインを買い、どこで食べようか迷った。決めきれないまま八重洲南口の地下まで来て「遊亀亭」ののれんが目に入った。かっては「塩バターコーンラーメン」を一生懸命食べてた店。もうそんなカロリー高メニューは食べられないのだが、懐かしさで「塩ラーメン」の食券を買った。750円なり。
澄んだ塩スープとモヤシを多く含んだ細麺、これはやっぱり函館風。今年は「COVID-19」禍のせいで行けなかったけど、来年は是非本場で食べたい。そんな想いで、これを今年の「年越しそば」と(勝手に)することにしました。
今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。 新城彰 拝