函館でたっぷり海の味覚を味わってきたのだが、それでも体重はそんなに増えなかった。今週は丸１週間休んだ反動で、割合忙しい。今日も新橋近辺で夕方過ぎまで会議をして、TVインタビューで有名な「SL広場」に来た時には1930近くになっていた。ここで「禁酒日のディナー」をと考えて店を探したのだが、駅前ビルの「かつや」を思い出した。
https://netatopi.jp/article/1286877.html
というのは、函館旅行中から「かつや」で期間限定の「秋の海鮮フライ定食」が発売され、好評だと聞いていたから。広島産の大ぶりな牡蠣フライが２コ、大きなエビフライが２本がメイン。トン汁とご飯がついて690円＋税だという。
新橋駅前ビルの１階にある「かつや」は、比較的大きな店舗。中央に調理場があり、それを「コ」の字型に取り囲むカウンターがあり、さらにその外側にテーブル席がある。今夜の込み具合は1/3ほど。いずれもアクリル板で仕切られた席で、僕は中央の調理場が見えるカウンターに着いた。インド系とおぼしき店員が僕の注文を聞いて「カイセン１丁」と叫んだ。
２～３分で調理場から僕のものらしい皿が出てきた。外回りの店員がご飯などと一緒にお盆に載せて持ってきてくれる。流れ作業はかなり洗練されている。小食になったとはいえ、ご飯の量は適当だ。ここのトン汁は具沢山で、熱すぎないのがいい。
メインの牡蠣フライ、これはすごい。とても大振りで、２口では食べられないくらい。味の決め手である苦みの部分も十分で、付いてきたタルタルソースによく合う。上記の記事にも指摘があったが、このソースが少ないのが玉に瑕。まあ、高価というよりは高カロリーなので、僕らにはこれででいいのかもしれない。
次にエビフライだが、とても長い割には尻尾の部分が小さい。どうも２匹を繋ぎ合わせたように見える。まあ、美味しいから目くじらは立てないが。キャベツもたっぷり、満足して食べ終わった。お会計をして外に出た。
お酒の提供は2200までとなっているはずで、「SL広場」には酒場を探そうと目を血走らせた数人のサラリーマンが速足で通り抜ける。広場ではゲリラ的な演奏をしている人も、それを監視しているような警察官もいる。全体として「密」の度合いは以前より高まっているようです。さっさとディナーを済ませて帰ることにしましょう。
