Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

鰺フライ&鶏カラ定食(鶏一熱海本店)

 今日は(大体)週に一度のランチ外食デー、体重が落ち着いてくると「街に放って」もらえるわけだ。もう日差しは真夏、少し風は強いが爽やかなとは言いづらい、熱気を含んだ風だ。どの店にという目当てはないので、ふらふらと熱海銀座の方に降りて行った。平日の13時過ぎ、1ヵ月前ならほとんど人通りはなかったのだが、今日は何軒かの店の前に人だかりが見える。ちらほらだが、マスクをしていない人もいる。

 

 熱海ではこのところ新規感染者は出ていないし、ほっとしたという感じだが「緩み」という見方もできよう。蕎麦屋やすし屋、丼屋などほとんどの店が開いているし「テイクアウトのみ」という店も減った。食べ物によっては「テイクアウトで食中毒」も怖いよね。

 

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 熱海銀座から糸川をわたり、市役所の方に足を延ばし、初川までやってきた。ここには先日紹介した「善作」があるから、そこに入ろうかと思った。しかしその2軒下流に「鶏一熱海本店」という店があることを思い出した。

 

 派手な店構えの店で、本来は呑み屋のようだ。酒類のボトルがカウンターの上、調理場の上にずらりと並んでいる。これを見ても「呑みた~い」と思わなくなったのは、僕の偉大な進化である。

 

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 カウンター5~6席ほど、6人掛けテーブルが5~6の奥が広い店。先客はカウンターで食事をしている2人だけ、僕の後にカップルが1組入ってきてテーブルに座った。注文は卓上のタブレットで行う。選んだのは「鰺フライ定食」(950円+税)。沼津や真鶴などから活きのいい鰺は入るので、鰺料理は熱海の「名物」のひとつ。一度食べたかったのだが、駅前や平和通りなどで「鰺フライ丼」を食べると一品で1,000円くらいするので躊躇していた。

 

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 麦茶を飲みながら5~6分待って、運ばれてきたのがこれ。ご飯と薄めの味噌汁、漬物と昆布の煮ものに囲まれて、巨大な鰺フライが2匹、これも巨大な鶏カラが2個。このボリュームに驚いた。ドレッシングのかかったキャベツもたっぷり。鰺が想像を越える肉厚、この街で初めて食べた鰺フライだった。この店の看板メニューである鶏カラもとってもジューシー。

 

 ご飯が少し粘り気が強いなと思った以外は、きわめて満足。お腹いっぱい食べることができました。夜に来たいなと思ったのですがどう見ても「三密酒場」、コロナ騒ぎが終わったら・・・にしますよ。