Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

今夜はフィレステーキ!

 このところ定着してきた週末のステーキディナー、週に一度東京オフィスへ出かけ、帰りに「ハナマサ」に寄って気に入ったお肉を買ってくるわけだ。決して、お肉を買うついでにオフィスに立ち寄るわけではない。今週買ってきたのは、フィレ肉。ミスジやサガリにあまり良いものがなかったせいで、思い切って買ってみたのだ。

 

 なぜ「思い切る」必要があったかというと、この肉は鶏でいうとササミにあたり脂肪分が少ない。肉には脂肪分が適量ないと、旨味が欠けるうらみがある。もちろん見た目もよく、柔らかいという良さもある。あと、正直うまく焼けるかどうか自信がなかったせいもある。

 

 ルースズクリスのCMにあるビール缶のような形状ではないが、2cmくらいはありそうなシックカット肉だ。焼く数時間前には、冷蔵庫から出して常温に戻しておく。軽くスジを切って、両面に塩コショウしてしばらくなじませる。今日の焼き方は、先日ご紹介した「BLTステーキ」店のいう「Rare」と「Blue」の中間あたりを狙いたい。

 

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 十分熱したフライパンで、まず側面に焼き目をつける。そして本番、片面を強火で1分、弱火で反対側の面を1分焼き火から下ろす。付け合わせのパプリカ等は家内が用意してくれたものを敷き、その上に肉を乗せてしばらく蒸らす。蒸らしている間に、肉の内部で残っていた血が旨味に代わってくれるはず・・・。

 

 ある記事によると、妻がこの人と結婚してよかったと思う時というアンケートで1位を獲得したのは「一緒に家事をしてくれる時」だという。まあ僕もそれなりに頑張っていますよ。

 

 前菜はチーズを添えたサラダ、フィレステーキをメインにするために軽めにしてもらった。合わせた白ワインは、フランスの美食の里ガスコーニュのもの。そして赤ワインは、チリ産のミゲル・トーレス、ミディアムボディで辛口のもの。原料のブドウはカルメネールだ。いずれも香り高く、贅沢な味わいである。

 

 そして主役のフィレステーキは・・・。しっかり「Rare」でした。肉がこれほど厚くても「Blue」には届かないようです。ナイフがすんなり入り、とても柔らかく食べられました。またフィレ肉を買ってくることにします。