Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

勝手にやきそばグランプリ

 馬車道の中華の名店「生香園」で、鉄人仕様の海鮮やきそばを食べて(*1)、もっとやきそばを食べたいなと思った。もともと猫舌なのでラーメンの熱いスープが苦手、やきそば好きの僕である。

 

 熱海の街でのランチということで、定番と言えば「五味八珍」の五目焼きそば(979円)。イカと豚肉に加えさまざまな野菜を炒めて餡に絡めたものを、固めに焼いたそばにかけた料理。ボリュームは相当なもので、ランチには多すぎるほど。禁酒日のディナーにちょうど良かった。

 

    


 古参の店としては、マンションに近く何度か紹介した台湾料理店「昇竜」。「COVID-19」禍以降休みがちになっているが、たまたま開いていた日にランチに入った。ここはメニューの当たり外れが大きく定番料理しか食べないので、五目やきそば(748円)を注文したのは初めて。

 

    

 

 小エビ、イカ、鶉卵がちらりと見える程度で、具材はありきたり。餡が少し酸っぱめで、麺にも特徴がない。これはリピートはしないだろう。

 

 次は、昨年熱海駅前の路地で見つけた「燕京」。熱海駅前は平日でも観光客が多く地元の人は昼食難民状態だが、このお店は割合入りやすくお値段も観光客価格ではない。注文したのは五目やきそば(900円)。

 

    

 

 具材については「昇竜」とよく似ている。ただし、餡の味は滋味深い。麺の歯ごたえ、のど越しが一枚上手である。ただ、全体としてみると「五味八珍」が一番かなと思っていた。ところがある日、市役所付近でランチをと思い、何度も前を通りながら入ったことのない店「大一楼」で食べることにした。

 

    

 

 夕食に障るといけないので、1,500円超のランチセットには見向きもせず、一番ボリュームの少なそうな香港やきそば(850円)にした。

 

    

 

 甘めの味付けをした細麺に、あさつきのみじん切りがたっぷり。豆板醤と甜面醤が添えてある。具材も何もないが、これらを絡めて美味しくいただいた。屋台料理風とあって、小腹を満たすには最適ということらしい。なかなか好印象だったので、今度はたっぷり食べてみたくなるお店だった。

 

 判定は「五味八珍」優勝、「大一楼」が特別賞でした。僕としては、中華飯店「大一楼」が収穫でしたよ。

 

*1:周富輝氏のお店「生香園」 - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)