Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

路面電車で行ける空港

 「COVID-19」感染拡大で出鼻をくじかれた格好だが、北海道の7空港の民営化が昨年から始まっている。すでに新千歳・旭川両空港の民営化は済んでいて、今年3月には残る5空港(稚内女満別・釧路・帯広・函館)が民営化される。多分2020年度は惨憺たる収支だろうが、2019年度においては赤字だったのは旭川空港だけ。インバウンド需要もあってそこそこの業績を挙げている。来年度以降「COVID-19」騒ぎが収まれば、明るい光も見えてくるかもしれないが、今はそれを信じて準備をするのみだろう。

 

新型コロナ: 函館市電に延伸構想、「民営化1年」空港アクセスの胎動: 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

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 中でも函館空港に「函館市電延伸計画」があると、この記事が言う。何度かご紹介しているように2系統にまで減ってしまった市電路線だが、今でも市民の大事な「足」である。

 

ガスバリ求め東奔西走 - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)

 

 で紹介したように、東の湯の川電停から西の大町電停まで、現地でしか手に入らない日本酒「ガスバリ」を探して走り回ったこともある。東の端の電停前には「湯川神社」もあって、1年に一度くらいはお参りにいくこともある。確かにそこから数キロ先に函館空港はあるから、延伸すれば便利になろう。

 

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 実現すれば「国内唯一の路面電車で行ける空港」というキャッチフレーズも使える。今は、空港からはバスで市街地に向かう。といっても最初の停留所「湯の川温泉」までは数分、運賃も230円くらいだったと記憶している。市電は温泉街のど真ん中に乗り入れているわけではないが、もちろん徒歩圏。

 

 バスは温泉街を出ると市電とは離れて海岸通りを行き、函館駅に近づいたところで右折、新川町の交差点で市電と出会う。次の停留所は、どちらもJR函館駅前である。そこには僕らの定宿「コンドミニアム・ステラサイト」がある。バスよりも本数が多い市電が空港とホテルの往復にも使えるなら、僕らにはありがたいお話。

 

 函館でも感染者が増えているとの報道もありますが、こんな記事を見ていたらまた行きたくなりました。去年は3回行ったよね、今年も絶対行きますよ。待っていてくださいね。