休日、ようやく県境を渡ってもいい雰囲気になってきたので、久しぶりに藤沢・茅ヶ崎・平塚のBook-offを巡ってきた。どこかでお昼をと思ったのだが、適当な店がない。茅ヶ崎の「松の屋」でとんかつ定食をと行ってみたが、せっかく席が空いているのに食券自販機を若い男女がいじくりまわしていて使えない。列の一番後ろだった僕はあきらめて駅に向かった。
そうこうしているうちに、小田原駅まで来てしまった。なるべく駅に近いところで食べようと、改札口を出て下りエスカレータに乗った。ここのラスカの２階には「魚国」のような高級店のほかにフードコートがある。昨年リニューアルされて、以前紹介した焼きそばの「長田本庄軒」は無くなってしまった。
https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2019/09/05/140000
そういえばそれから行ってないなと覗いてみると、おなじみ丸亀製麺の隣に「国」と大書したカウンターがある。割合空いているようなので、今日はここで遅めのランチとしよう。
看板メニューは親子丼と鶏そば、鶏ガラ白湯と荒節ダシのＷスープが決め手とある。かつ丼や牛丼もあり、丼と鶏そば（ハーフ）のセットメニューもあった。ちょっと迷ったのは、親子丼と鶏そばでは重複感があり、かといって牛丼とそばのセットというのもせっかくの鶏屋さんでは気が乗らない。かつ丼も同じ･･･そこで、たぬき丼というのを食べてみることにした。
九条ネギの玉子とじ丼というのもあるが、要するに玉子丼。これに揚げ玉を絡めたのが「たぬき丼」らしい。まずお金を払って番号札をもらう。レジの隣ではいくつもの具（親子丼・かつ丼等）が火にかけられている。じきに、僕の揚げ玉と玉子の具も火にかけられた。しばらく待って出来上がったのがこれ。
ハーフの鶏そばには、鶏肉（ももかな？）と半熟卵、ワカメが浮いている。手前の茶色いのが荒節。両方に九条ネギもたっぷり入っている。これはなかなかのボリューム。ラーメンの麺はやわらかめの細麺、スープはかつお節がよく効いて確かに奥深い味だ。
揚げ玉を絡めた玉子の具もこってりした味付けで、ご飯によくあう。しっかり味わいながらゆっくり食べた。まるきりの玉子攻めでしたが、なかなか好印象。いいお店を見つけました。小田原で途中下車することが増えるかもしれません。
