今週はオフィスへ行ったのは1日だけ、「緊急事態宣言」で安倍総理が言った「人に会う機会を80%減らせば」という要請には、1/5の出勤率なのだからクリアしたことになる。その唯一「東京都」に出掛けた日、ガラガラの山手線の向かい側に座った中年(僕より若いようだ)男性が、スポーツ新聞を読んでいたのを見かけた。
TVのニュースでも、スポーツコーナーの縮小は著しい。話題が、試合に出られない選手が子供たち向けのメッセージを出した・・・くらいではいかんともしがたい。今の時期、プロ野球その他のスポーツ花盛りだったはずなのだが。
プロ野球は開幕したばかり、多少負けが込んでいてもどの球団も「優勝目指して頑張ります、態勢立て直します、鍛えなおします・・・」と威勢のいいことを言っていられる最高の時期だ。僕が学生だった頃にはほとんど野球とプロレスなどの格闘技くらいが主要スポーツだったのだが、今ではサッカー、バスケットボール、バレーボール、ラグビーなどコンテンツは一杯ある。
これに加えて、公営競技(競輪・競馬・競艇・オートレース)の予想などスポーツ新聞のネタは一杯ある。今日見た男性の手にあった新聞では、一面は競艇だったように思う。(ギャンブルにはまるきり暗いので定かではない)
実は、公営競技も「無観客試合」である。もちろん大相撲のように入場料が身入りではない業態なのでその面では心配は少ないのだが、やっぱり自分の目で見て雰囲気を味わってナンボというファンは多いはずだ。ただギャンブルするだけなら、賭けておいて酒でも飲んでいて、結果を(宝くじのように)見るだけでいい。売上は落ち込んでいるはずだ。
https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2020/03/19/140000
以前「メディアは閉店できない」として、TVバラエティ番組などのコンテンツ枯れの話題を取り上げたが、新聞というメディアも困窮しているはずだ。特に話題が偏っているスポーツ新聞は・・・。
「コロナ禍」はいろいろなところに影を落としています。下世話という人もいるスポーツ新聞も「ある種の文化」です。この危機をどう体質を変えて生き残っていくか、注目しています。