「コロナ禍」によって僕も含めて多くの人がテレワークに移行しつつあるが、根本的に面と向かってしかできないことだけではなく、いくつか困ったことが出てきた。
・デジタルデバイド(特に管理職に多い)が露呈した。
・アクセスが集中して社内ITリソースがパンクした。
・その対応に追われてIT部門そのものもパンクした。
意地の悪い総務部門などは、ここしばらくの行動ログを分析して不要な人間を洗い出そうとしているかもしれない。リストラ要員探しのツールとして利用されかねない。ある意味の朗報としては、デジタル活用が増えたことでGAFAなどが求人を増やしていること。倒産する企業がある一方で、次世代型の企業は雇用を増やせるのだ。
もっと深刻な疑惑もある。例えば先日日米の大学間の会合で使われたビデオ会議アプリの「Zoom」。以前から、バックドアがあってセキュリティ性に問題があるのではとのウワサがあった。それが人気を博してきたことによって、警鐘をならす記事も出た。
https://jp.techcrunch.com/2020/04/01/2020-03-31-zoom-at-your-own-risk/
僕のオフィスでは「Webex」を使っているし、Microsoftの友人からは「Teams」を薦められた。現時点では、その優劣は僕にはわからない。
もっと困った問題は、「COVID-19」騒ぎに便乗したサイバー攻撃が増えていること。テレワークなどが増えるからそれを狙ってのものということもできるが、もっと直接的に「新型コロナ関連の情報を送ります」としてコンピュータウィルスを送り付けてくるようなケースだ。
https://enterprisezine.jp/news/detail/12799
このような傾向は知っていたのだが、昨日僕のところにも怪しいメールが。
題名:COVID-19に関する最新のワクチン情報
本文: ご関心のある方へ。COVID-19の最新ニュースとワクチンのリリース関連情報を添付します。宜しくお願いします。
署名:武漢ウィルスアドバイザリチーム、xx博士
調べてもらったところ、添付Fileにはごく一般的な「Trojan.Gen」ウィルスが仕掛けてあったようです。人の弱みに付け込むのはある意味常套手段ですが、ちょっと卑劣だなと思います。