Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ボリュームランチ「まるや」

 今はオフィスが2つあって、丸の内から青山に向かうことが多くなった。東京メトロ丸の内線に乗っていき、赤坂見附駅で銀座線に乗り替えるのが便利だ。銀座線の青山一丁目駅で降りると、改札口を抜けたらそこが「青山ツイン」という商業施設だ。

 

 地下鉄を降りた地下一階には、多くの飲食店がある。何度もここを通りかかって、気づいたのは飲食店の中の格差である。ほとんど人が入っていない店もあれば、外に行列ができている店もある。ランチタイムに通りかかり、この店はいつも満員だなと思ったのが、とんかつ料理店「まるや」。入りきれない人のためか、「かつサンド」(500円)、お弁当(600円)などのテイクアウト販売もしている。

 

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 掲示されているメニューによると売り物は「ロースかつ定食」700円、いつか食べてみたいと思っていた。この日いつもより少し早いタイミングで通りかかったので、ランチとすることにした。カウンターが10席ほど、2人用テーブルが5つばかりの小さな店だ。まだ真昼には時間があるのに、カウンターは満席。テーブル席に、「混んで来たら相席OK」の条件で座る。

 

 多くの人が「ロースかつ定食」を頼んでいるらしい。順次、お盆が運ばれてくる。テーブル上にはお茶のほか、トンカツソース・からしなどの調味料が用意されている。5~6分待って、運ばれてきたのがこれ。

 

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 ご飯は普通盛りだが、ここでは味噌汁ともどもお代わり自由。現に半分くらいの客はどちらかのお代わりをオーダーしている。漬物は大根の浅漬け、味噌汁はシジミの赤だし。いずれも、さっぱりとしたいいお味。シジミ好きの僕は、身まで全部掘り返して食べた。

 

 キャベツはごく細い切り方で、ボリューム感がある。肝心のトンカツは、「かつや」や「富士そば」の標準80gよりはかなり大きな肉。多分150g近くあったのではなかろうか。さらに揚げたてゆえか、非常にジューシーで歯ごたえも適切。最初は少しだけ、そのうちに少々とんかつソースを増やして味わった。

 

 「富士そば」などはともかく、専門店である「かつや」のものもはるかに凌駕するお肉だった。いつも満席なのが分かるように思う。これはまた来ないといけないですね。ごちそうさまでした。