Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

箱根は雪のようだ

 この冬、北半球全体で雪が少ないらしい。スキー関係の競技に支障がでていて、トラック何杯分の雪を運んで開会にこぎつけたとか、人工降雪で競技を可能にしたとの報道があった。「人工降雪にエネルギーを使って!」と、グレタちゃんに怒られてしまったらしい。

 

 僕は正月休みの旅行で、旧満州の雪原やスイスアルプスの雪山をフライトから見たので、そんなに深刻だとは思っていなかった。報道によれば確かに降雪量・積雪量は少ないようで、ウィンタースポーツが売り物の施設やホテルなどは被害甚大だろう。天気予報によると、もうスギ花粉の時期が近付いているようで今年の日本は「暖冬」で終わりそうだ。

 

 この週末、ひょっとすると最後かもしれない寒気が(よりによって)最後のセンター試験の日にやってきた。ここ熱海にも降雪の予報が出ていたが、結局は冷たい雨どまりだった。一夜明けて快晴になった日曜日の朝、熱海の北西にあたる山々が雪化粧をしていた。その白さがまぶしい。雪には縁遠い街だし、十分な光の下で雪景色が撮れる機会はこの15年間に数回あっただけだ。

 

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 行政区画上は網代の方まで熱海市なのだが、駅や市役所のある市の中心部はごく狭く、周りを比較的高い山に囲まれている。その箱根方面の山を写したのが上記の写真。滅多に使うことのない、40~150mmの望遠ズームレンズで撮影した。これはオリンパスのEPシリーズ用のレンズなので、35mmフィルムカメラに換算すると80~300mmの焦点距離にあたる。

 

 以前使っていたフィルムカメラは、NikonOlympusContaxの3種。中古カメラ屋を巡って20本以上は揃えたのだが、望遠系のレンズはNikonの200mmとOlympusのレフレックス500mmしかなかった。いずれも出番は滅多になく、旅行に連れていったこともなかったと思う。

 

https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2019/12/16/060000

 

 その望遠系の役割を持たせるために買ったこのズームレンズ、久しぶりに使えましたね。上記の記事で、初島沖を航行する「にっぽん丸」を撮って以来でした。