Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

駆け込みワンコインランチ

 明日からいよいよ消費税が上がるというこの日、虎ノ門に用事があって新橋駅にやってきた。今日はここでブランチにしようと思う。財布の中にはずいぶん前にもらった、「かつや」の100円割引券がある。使用期限は今日まで、もうほかに選択肢はないようだ。

 

 「オヤジの聖地」として知られる新橋駅前ビルの一角に、真新しい「かつや」の店舗がある。白木のカウンターやテーブルが美しく、厨房での動きも見ることができる気持ちのいい店だ。カウンターで15人ほど、テーブル席も20人はゆうに座れるだろう。

 

 まだ11時を回ったばかりで、店内の客は4~5人ほど。中央のカウンターの真ん中に座って、正々堂々「かつ丼・梅」を注文する。このメニュー今日までは529円、明日からは539円である。このチェーンはずいぶん前から料金+税の表記に替わっている。その結果、1円単位の会計が必要になった。そこで導入されたのが、半自動レジ。

 

 レシートを出すとバーコードを読み取って料金が表示される。コインなりお札なりを入れると、釣り銭が出てくる自動機である。これなら従業員が小銭を扱う必要がない。まあ今日はそんなことに気を取られず、美味しくランチをいただくことにしよう。

 

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 注文して2~3分で運ばれてきたのがこれ。一番安い税抜き490円メニューはいくつかあるが、その中で僕のおすすめは「かつ丼・梅」。やっぱり「かつや」の原点だと思う。ロース肉80gというから「富士そば」のそれと同じスペックだが、どう考えても「かつや」の勝ち。竹になるとロース肉が120gに増えるが、僕のランチにそこまでの量はいらない。

 

 タマネギと卵をからめて、とんかつを味わう。ゆっくり食べたつもりだったが、すぐになくなってしまった。くだんの半自動レジでお会計を済ませた。500円玉一枚でお釣りが出てくるのが嬉しい。さらに、10月末までの100円割引券をくれた。最近グループになった、「幸楽苑」や「からやま」でも使うことができるようだ。鶏のから揚げも魅力だが、一度も入ったことのない「幸楽苑」も魅力だよね・・・とノー天気なことを考えながら、さあ仕事仕事。