Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

禁酒日のディナー(日高屋)

 金曜日の夕方、青山一丁目の雑居ビルで会議をした。古いビルで、小規模ベンチャーがたくさん入居しているらしい。小さな会議室で、6人しか座れないのだが今日の会議にはちょうどいいサイズ。窓からは、六本木ヒルズ東京ミッドタウンも見ることができる。ちょっとしたヒルズ族気分・・・というわけにはなかなかいかないが。

 
 6時過ぎに会議は終わり、僕は東京メトロ銀座線で帰ることにした。渋谷行きも浅草行きも結構混んでいる。会議で一緒だった虎ノ門にオフィスを持っている人が、「最近、働き方改革のせいか、この時間混むのですよ」という。逆に終電間際など、ガラガラらしい。
 
 若いころ結構遅くまで仕事をしていた(長い時間会社にいたという方が正しいか)が、早く帰宅するのは正しいと思っていた。くだらない会議や意味のない書類手続きなどが無くなれば、早々に帰れるのに・・・。それが「働き方改革」でできるようになったのだからいいことだと思ったら、その余波がいろいろあるらしい。
 
 会社は出るのだが、遅く帰るのが習慣になっていてどこかで暇つぶしをする可哀そうなお父さんたちの生態が紹介されている。これでは本末転倒である。その結果、恩恵を受けているのは「ちょい飲み屋」。腰を据えて飲んでは高くつくし、毎日というわけにはいかない。牛丼チェーンなど低価格の外食産業が、こういう需要に応えているわけだ。

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 かくいう僕も、今夜は禁酒日なので外食産業のお世話になるつもり。やってきたのは小田原駅前の「日高屋」。最近隣に「焼き鳥日高」を開業している。これも明らかにチョイ飲み需要。昔からの「日高屋」の方でも、ビールや日本酒を飲んでいる客は多い。彼ら/彼女らを横目に、頼んだのは「生姜焼き定食」(700円)。キャベツのほかザーサイとマカロニサラダが付いてきた。たっぷりのマヨネーズが特徴的である。
 
 先週「吉野家」でも「生姜焼き」を食べたのだが、こちらの方が肉の盛りが多いようだし、お味の方は大差ない。ただ肉の切り方にバラツキが大きく、大きな塊もあって食べにくかった。まあ、僕はお酒も飲んでくれない「その他客」ですから仕方ないのですがね。