今回は、久しぶりにプライベートの名古屋行き。なんと卒業して50年になるというので、高校の同窓会をしてくれるという。連絡は１年ほど前にあったのだが、尾張地区に住んでいる人たちのものだろうと無視していた。すると、豪州に出張していた時に電話が･･･電話代使わせちゃったなとの悔恨もあり参加することにした。
JR名古屋駅直結＜マリオットアソシアホテル＞の宴会場でランチ会合、同級生は10組、450人以上いるが参加者は130人ほどになるという。会場に向かうエレベータは、高齢者で混んでいる。僕らの他にも会合があるのかな、僕らより10歳ほど年上の人たちだなと思って行くと、みんな僕と同じ受付に並ぶ。え、こいつら同級生？
同じ大学に進むなどした人たちはともかく、他の人は卒業以来だから50年ぶりの再会になる。100人以上集まっているのだが、顔が認識できるのは５人ほど。ひょっとしたらあいつかと思えるのがもう５人。例えば髪が白いのはわかるが、無くなっていると識別が難しく、残り120人は誰か分からない。
クラス毎のテーブルに座っていても、顔認識が出来ない。声を聴いてやっと分かることも･･･。事前に配られていた名簿によると、すでに20人余りが亡くなっている。仲の良かった人が何人もいた。
グラス片手に会場を巡り、地元で産業医をしているという人と一人の故人について話をした。バレボール部のエースだった男だったが、癌で逝ったという。彼の患者でもあって、看取ったと言っていた。
大手企業で海外赴任が長かったという人も、引退したら夫婦２人で尾張に戻ってきたと言う。地元にはボランティアの仕事はいくらでもあり、当然顔も利くので「引退したけど○○してる」という人が多い。TV・ラジオ局のアナウンサーや、市会議員、大学教授などが何人かいたが、多くの人は悠々自適。
最後はみんなで肩を組んで校歌や応援歌を歌い、３時間以上の会合を終えました。最初で最後の同期全体（10クラス）の同窓会と言っていましたが、多くのリクエストがあったので70歳を迎える時にもう一度やろうという話になりました。また会えるといいね。
