Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

台北ホテルのトラブル

 今回の滞在は、台北101世界貿易センターと新光三越百貨店に挟まれたエリアにあるホテルで過ごした。開業10年ほどで、清潔で広々とした部屋だったが、エントランスが工事中だったりエレベーターの1基が改修中だったりして、ちょっと減点。それでも滞在自体に支障はなく、朝食のバイキングもまずまず美味しかった。しかしある日の未明、フロアに鳴り響く火災報知器らしい音と、避難を奨めている(と思しき)中国語の絶叫にたたき起こされた。時計を見ると午前4時過ぎ。

 

 慌てて服を着て、最低限の荷物を持った。実は数年前香港のペンシルホテルで似た経験をしていたから、海外ではいつもどう行動するか意識している。

 

・ズボンを穿き、アロハシャツを着る。靴下は穿かず靴をつっかける

・財布、パスポート、スマホを身に付け、枕元に置いていたバッグをつかむ

 

    

 

 ここまで2分とかからない。廊下に出ると、フロアの端で薄く煙が出ている。ホテルマンがやってきて「大丈夫だから、部屋にいてくれ」という。それでも、彼らが対処をしているのをしばらく見ていた。原因は不明だが、徐々に煙が薄くなったのを確認して部屋に戻った。

 

 チェックアウトの時、お詫びにと紙包みを渡された。有難く受け取って、こっそり中味を見た。布製のバッグやコースターのようだ。まさかとは思うが、貰ったり預かったりしたものは一応チェックしておく方がいい。

 

 そしてタクシーを呼んでもらったのだが、ここで最後のトラブル。松山空港へと言っておいたのに、桃園空港に向かってタクシーが走り出した。気付いたのは車が高速道路に乗ってから。圓山大飯店の建物が見えて来て、方向が違うと思った。少し余裕を見てタクシーを呼んでおいたので、フライトに乗り遅れることはなかった。

 

 3年ほど海外出張/旅行から遠ざかっていたので、まだトラブル対処リテラシーが目覚めていない可能性があります。気を引き締めないと・・・え?トシのせいだろうって?それは違うと思いたい・・・ですよ。