Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

森下駅そば「酒場山利喜」

 江東区の下町としての魅力は、お祭り(例:隅田川花火)よりも日常にあることが、何度か通ううちにじんわり分かってきた。魅力あるお店、特に飲食店が多く、伝統ある名店も少なくない。先日馬肉を堪能したのも、そんなお店だった。

 

桜鍋の名店「みの家」 - Cyber NINJA、只今参上 (hatenablog.com)

 

 この日、オフィスでの会合を終えて、3人で軽く呑もうと向かったのは、森下駅交差点に近い「酒場山利喜」の新館。「みの家」の近くにある本館が予約で一杯だったのに比べて、こちらは1階のカウンターも2階のテーブル席にも空席があった。

 

        

 

 まだ明るい午後6時、カウンターにはビールを傾けているおひとり様が多い。狭い階段を軋らせながら2階に上がると、数人のサラリーマン風の人達がつまみを並べて宴会真っ最中。僕らも負けじと奥のテーブルに陣取って、多品種で1皿ずつ注文した。僕はまずはビールジョッキ。他の2人はレモンサワーとハイボール、うーん庶民酒場!

 

    

 

 ここの売り物は、もつ煮とやきとん。お刺身も美味しいとのことだが、今回はこれらを中心に食べてみたい。早速もつ煮が出てきたが、なんとガーリックトーストを合わせるのがいいと言う。味噌はご存じ八丁味噌、これに洋風のトーストとはね・・・。

 

 ビールが空いたので、改めてお酒のリストを見る。一通りワインやスピリッツ、もちろん日本酒もある。銘柄を見ていて、以前友人から勧められていた静岡(多分駿河)のお酒「磯自慢」があるのに気づいた。

 

    

 

 早速注文し、お猪口を3個もらう。さっぱりとしている中に、そこはかとない旨味。さすがは銘酒である。つまみの方は、豚肉の串焼きを2種類頼んだ後、燻製の盛り合わせ。どの料理も、当たり前だがお酒によく合う。いろいろ試し、合うものばかりが生き残ったようなメニュー一覧だった。

 

 堪能してお会計を頼むと、3人で1万円ほど。これはお値打ち。下町の酒場、とても好きになりました。