Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

西伊豆でのんびり(4)

 宴会場は畳敷きだが、イスとテーブルが設置されている。最近座っての会食などしたことがないので、これは嬉しい。窓際の海が良く見える席に案内されて、テーブル上に並べられた皿を見た。予約サイトの案内によると、13品目の会席料理となっていた。予想と変わらぬ豪華さである。

 

    

 

 お盆の空いたスペースに温かい皿が運ばれてきた。他に、伊豆名物金目鯛の煮つけ。前菜・サラダ酢のもの、漬物、金目鯛の炊き込みご飯、鶏団子の鍋がある。さらにアワビの温製と茶碗蒸しが来た。そして、刺身の盛り合わせ。

 

        

 

 産地は沼津港だとある。グラスビールをもらって乾杯。ボタンエビ・ハマチ・マグロ・イカ・タイに金目鯛もあった。このワサビが良く利き、量を誤ると鼻にツンときて痺れてしまう。こんなに食べられるかなと思ったのだが、追加で白ワインを1本(イタリア産のソアヴェ)もらい、ゆっくり食べていたら完食できた。

 

    

 

 窓からは、徐々に暮れていく堂ケ崎海岸が見える。残念ながら夕陽は見られなかったが、一服の絵のようだ。中央にスジが付いているように見えるところ、ここは浅瀬になっていて、潮が引くと徒歩で島に渡れるようになる「トンボロ現象」が起きる。料理に不満はないが、インド系の多いフロアサービスはちょっと未熟。ワインも僕が自分で開ける羽目に。そして、熟睡。

 

 翌朝ももう一度大浴場に行ったが、また独り占め。家内とロビーラウンジでコーヒーを飲み、他愛ない会話をしながら朝食時間を待つ。徐々に上記の浅瀬が広がってきて、歩いて島に渡る人の姿も見えた。朝食会場も昨夜と同じ、また豪華な膳が並んでいた。

 

    

 

 最初に「まご茶漬け」をいただき、汲み豆腐や塩辛をお供にご飯を食べた。美味しかったのはマグロの剥き身。見かけは良かったのだが、鰺の干物は骨が硬くてちょっと減点。それでも満足してお腹一杯食べた。

 

        

 

 ゆっくり荷造りをして、チェックアウト。今日も<堂ヶ島マリン>は運休、仕方がないのでバスターミナルに向かったが、ヤシの木や峻険な山が迫っているシーンを見て「ジュラシックパークみたいだ」と思った。そう、沖縄にはヤシの木はあるが峻険な山はない。確かに日本では珍しい風景だ。

 

<続く>