Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

梅雨の風物詩

 先月東海地区までは梅雨入りをしていて、関東地区はようやく今が梅雨入り。2年前はそのGAPが長く、境目の街熱海の市民は複雑な思いでいた。ひとつ先の駅湯河原の梅雨入りが、1.5ヵ月も遅れたからだ。

 

 梅雨が近くなると、熱海の街には薄紫色の花が目立つようになる。最初に咲くのが紫陽花。もっと濃い紫や、ピンクの花もあるが、僕は特にこの薄紫の花が好きだ。

 

    

 

 これに続いて、ジャカランダが咲く。しばらく前から「ジャカランダ祭り」が熱海の名物になっていて、マンションから熱海駅に向かう道すがらにジャカランダの鉢植えが並んでいる。決して大きな花ではないが、そこはかとない美しさがある。そしてその次にはアガパンサスも咲く。これも美しい薄紫で、花火のようにぱっと咲くイメージがある。

 

    

 

 もう一つ、この時期になると吉野家で夏の限定メニュー「麦とろ定食」がお目見えする。外食チェーンの季節限定メニューには、あまり心を動かされない僕だが、これだけは違う。子供の頃にお腹いっぱい、口の周りをとろろで汚しながら、必死に食べた記憶が蘇るからだ。

 

    

 

 この日は小田原で買い物をした後、駅前の吉野家に寄り、1年振りの麦とろを味わった。麦とろ牛皿定食、712円なり。薄いワカメの味噌汁はご愛敬だが、オクラが嬉しい。麦飯は実は上半分だけ、下半分は普通の白米である。これで大盛り(無料)。

 

 麦とろに醤油をたらし、オクラを加えて混ぜる。それを麦飯にかけて、行儀悪く掻き込むのがいい。時々アクセントとして、紅ショウガを加えた牛皿をつまむ。うーん、梅雨から初夏の味である。

 

 今年も出会えましたね。券面500円の株主優待券も1枚使えました。満足して帰ることにします。