Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

一ツ木通り沿い和風割烹「まえ田」

 この日は一日中雨だった。随分暖かくなったのはいいが、このところ雨が多い。こういうのを<走り梅雨>というのだろうか。清澄白河のオフィスを夕方に出て、東京メトロに乗り向かった先は永田町駅。雨ゆえに地下道を通って赤坂見附の11番出口まで行く。今夜のディナーは、政府関係者&OBとの私的なもの。予約してもらった店は、一ツ木通り沿いのビルの地下にある、和風割烹「まえ田」だった。

 

    

 

 ちょうどOBの人と入り口で一緒になり、店に入ると半個室のテーブルに政府関係者の人が待っていてくれた。このお二人、某省で先輩後輩の関係。後輩は現在内閣府に出向中、先輩はある大手企業の役員である。

 

 個別にではあるが、僕の社団法人の活動にご協力(インタビューをさせてもらったり、イベントに出演してもらったり)いただいた関係で、僕も呼んでもらえた。3人だけのささやかで、本音を言い合える会合である。

 

    

 

 まず生ビールで乾杯、前菜の豪華な盛り合わせがやってきた。中央に酢の物、右下が3種のお刺身、ホタルイカの辛し和えやブロッコリとカブの煮物など、季節感が強い。話の方は、学界・政界・官界・産業界にわたるもの。3人に共通の知己も多く、それぞれの目から見た、大学教授・政治家・高級官僚・企業のTOPについて、意見を交わした。料理の方は、揚げ物・煮物と続いていく。お酒はやはり日本酒、福島のお酒を注文した人もいたが、あいにく品切れ。近県ということで、宮城県一ノ蔵を3人で呑んだ。

 

    

 

 見た目は特に変わりはないが、食べてみると「一仕事」してあるのがわかる。庶民的ではあるが、さすがに目抜き通りの和食店である。20年ほど遡って、あのころはこうだった、それが原因でこうなったのかと議論百出。

 

    

 

 あっという間に〆の鯛めしになってしまった。海藻の味噌汁もいいお出汁。小さなグラスだったせいで、呑み過ぎることはありませんでした。いいお店といい会話、誘ってもらって嬉しかったです。ごちそうさまでした。