Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

丸の内オアゾの和食「えん」

 ニューヨーク在住の友人が1週間あまり日本に来るというので、一度夕食でもと誘った。僕が以前勤めていた企業の米国事業所に今もいる彼とは、20年来の付き合い。サイバーセキュリティ関連で多くの知己を持ち、米国政府や市場、国連の動向に詳しい。時々情報を貰っていることから、日本流に「一席設けましょう」というわけ。

 

 指定されたのは、夕方まで僕がオンラインイベントの司会をする日。会議終了後駆け付けられるように、便利のいいところで場所を探してもらった。彼とは毎月ビデオ会議で意見交換している相棒が、この店を予約してくれた。丸の内オアゾ5階にある「えん」という和食店

 

    

 

 すっかり"With COVID-19"になってしまった東京では、夜の会食は完全に復活。予約に苦労したという。案内された広間のテーブルも、全て予約で埋まっていた。純粋な和食コースで、綺麗に盛られた前菜を前に、3人共好きだという長野県の日本酒「真澄」を1合ずつもらってスタート。

 

    

 

 米国で暮らしている彼、西海岸で子供時代を過ごし東海岸に留学経験のある相棒、いずれも「和食は細やかでいいね~」という。中間選挙を控えて米国事情はと聞くと、民主党共和党も決め手がなく、泥仕合の様相らしい。NYにも移民が多く、あちらはロシア人の区画、こっちはウクライナ人、またイラン人・・・と紛争当事国からやってきた人たちが、共存しているのがNYのNYらしいところ。

 

    

 

 物価高もひどい。有名なラーメンチェーンのランチが30ドル(約4,500円)。やはり日本の物価安(!)は魅力的なのだ。その間にお造り、海老真丈と天ぷら、黒豚の炙り焼、茹でアスパラ、ナスと揚げだし豆腐の煮物、アサリの炊き込みご飯まで進んだ。

 

    

 

 最後の抹茶アイスまで美味しくいただいて、お酒も2合ほど飲めました。NYに帰る彼には、いい和食を食べてもらえたと思います。また来てくださいね。