２年前、初めて＜オークウッド・スイーツ＞に滞在した時、横浜では＜ガーデンネックレス＞というイベントを開催していた。３月末のサクラに始まり、４月のチューリップ、５月のバラやアジサイにつなげていく花のお祭り。家内の好きなNHK「趣味の園芸」とのコラボ企画もあった。
またそのシーズンが来て、ちょうど日程が合ったのでホテルのある北仲ノットや日本大通り、山下公園でのイベントを見ようと、４泊５日の滞在をした。一連のイベントに協賛するホテル群の中に、僕らの＜オークウッド＞も入っていた。チェックインの時、フロントには見覚えのある花の冠をかぶったクマちゃん（ガーデンベア）のオブジェを見つけた。
いつものように部屋を模様替えし、まずはお肉とお酒の調達。今回の目玉は＜食品館あおば＞で見つけた500g超のザブトン（肩甲骨裏の柔らかい肉）。１晩はステーキでメインに、残りはローストビーフとして２～３晩に分けて食べることにした。
お酒の方は＜カクヤス＞などで、赤ワイン３本、芋焼酎、日本酒を仕入れてきた。焼酎は、種子島産の「タイガー・ドラゴン」。ちょっと見、沖縄の泡盛かと思ったラベルだった。お湯割りでも水割りでも、芋焼酎独特の高い香りが楽しめる。
一方日本酒は、栃木県の「十一政宗」。サクラの薫る天然吟香酵母づくりだという。清酒にする前の原酒で、アルコール度数は18度、冷やした方が美味しいとのことで、お勧めはオンザロック。
翌朝はあいにくの雨。それでも濡れずに行ける北仲ノットの歴史広場には、各地から集まって来た出店者が20ばかり。キッチンカーも２台出ていて、お祭り気分高揚。
ほとんどは食品関係（旬の野菜、果物、乾物等）のお店で、上記の日本酒はここで見つけたもの。小さな植物を売るお店もあった。
＜続く＞
