Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

「天勝」で瀬戸内の肴を味わう

 高松駅高松港まで歩いて行ける兵庫町バス停前の「東急REIホテル」にチェックイン、シャワーを浴びて一休みした後夕食を摂りに街に出た。気温は高めと言うのだが、沖縄から飛んで来た身には寒さが堪える。

 

 この街の中心部は、JR高松駅ではない。通称「ことでん」琴平電鉄の瓦町駅前である。兵庫町から瓦町方面に向けては、縦横にアーケードが走り多くの商店が軒を連ねている。なんと「はなまるうどん」の店もあった。ひとわたりその辺りを歩いて、向かった先はホテルのパンフで見つけた生け簀の店「天勝」。

 

        

 

 遅いランチを食べているので、今夜のディナーは瀬戸内の魚をつまみに、少しだけ日本酒を呑もうと思う。店の真ん中に生け簀があって、20匹以上の魚が泳いでいた。生け簀を取り囲むようにカウンター席が20席ほど、他に小上がりが数卓。

 

    

 

 高知の有名な日本酒もメニューにあったが、地元のお酒「金陵」を300ml瓶でもらう。今日のお刺身は?と聞くと「サワラです」との答え。それを注文し、もう一皿はアナゴの照り焼きにした。僕はウナギのかば焼きより、アナゴの方が好きなのだ。

 

        

 

 付きだしは牡蠣の煮物、とても大振りでずっしりした食感。爽やかな風味の「金陵」によく合う。生け簀の魚を見ながら2杯目をお猪口に注いだところで、サワラの登場。

 

    

 

 サワラの身はとてもぶ厚く、黄色のニンジンを蝶の形に切った添え物が可愛い。スダチを絞ってたっぷりワサビを付けて食べた。しっかりした歯ごたえで、とても甘い。続いてアナゴがやってきた。

 

    

 

 薄く削いだように見えるが、ふっくらとした舌触り。照り焼きの味わいも日本酒にぴったりだ。この店は、活き魚料理とお寿司が看板。ちょっとだけでもお寿司を頼もうかと思ったが、それだと日本酒も追加することになる。明日のこともあるのでここで打ち止めとした。

 

 少しだけど美味しい肴をいただけました。瀬戸内の魅力、確かに感じましたよ。