Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

花火の集客力

 この日、例によって小田原まで買い物に出た。いつものように<CREATE>で熟成マーク付きの国産牛を仕入れ、ちょっと早いけれど「禁酒日のディナー」とすることにして久しぶりに<吉野家>に入った。財布の中には5月に貰った株主優待券(500円券)が1枚残っている。

 

 時刻は1800を回ったところ、まだ空は明るい。カウンターだけの店内には、先客が2人だけ。テイクアウトを待っている客が1人。閑散とした雰囲気の中で「ねぎ塩豚定食」を注文した。657円なり。

 

    

 

 感想としては、これは失敗作だなということ。暑さからさっぱりとした塩味を期待していたのだが、ちょっと強すぎる。ネギの風味も感じられない。朝食では不満のなかったコールスローも、イマイチの感じ。

 

 寂しい思いで東海道線の列車に乗った。驚いたのは、ひどい込みよう。通勤の帰宅客は目立たず、若い集団が一杯乗っていて都市の通勤電車のようだ。中には浴衣姿の女の子たちも・・・。あ、今日湯河原かどこかで花火だなと思った。

 

 途中駅でも乗客は減らず、とうとう終点熱海まで来てしまった。熱海駅にもびっくりするほど人がいる。ちょうど上り下りの列車が同時に着いたせいもあろう、朝の東京駅のような混雑。

 

        

 

 駅ビルの「成城石井」では、お惣菜の棚がカラになっていた。駅からの帰り道でも、若い人(「COVID-19」怖いよね)に囲まれて、ゆっくりしか歩けない。いつも閑古鳥が鳴いている飲食店の前に、長い列ができていた。花火は20時過ぎからだから、この列の最後尾の人は花火をラーメン抱えて音だけ楽しむことになるよ。それにしてもみんな嬉しそうだ。もう出来上がっているのか、はしゃぎまわっている人もいる。

 

 改めて思うのは「花火の集客力」、花火の日の夕方熱海駅に着く経験が無かったので驚きました。街を挙げて花火をという気持ちが、少しわかりましたね。