今週初頭21日をもって、首都圏を対象とした「COVID-19」対応の緊急事態宣言が終了した。所要があって22日に東京のオフィスに出かけたが、新幹線の込み具合は宣言中と特に差はなかった。品川駅に着く前にはA席とE席はほぼ満席、C席は半分くらい埋まっていた。
オフィスに行くのに東京駅丸の内北口の交差点を渡るのだが、この日もTVクルーが交差点の映像を撮っている。今夜のニュースにでも使うのだろうか。ここの込み具合も、何も変わった様子はない。この辺りは大手企業の本社が集まっているので、テレワークもかなり徹底されているのだろう。北口ガード下のランチのお店は、３つも閉店している。
オフィスでの滞在は最小限にするつもりで、昼食前に用事は済ませた。困ったのは某省が分厚い資料（500ページくらいある）を郵送してくれたこと。オンライン会議の事前資料配布なのだが、物理的な配布だった。オンライン会議は自宅で受けるのでこの資料を持って帰らないといけないのだ。重くなったカバンを抱えて北口ガード下の「なか卯」に行った。アクリル板でしっかり仕切られた席が、７割がた埋まっていた。「COVID-19」の前は店の外まで待ち行列があったし、付近で閉めた店もあるので空いていると言うべきだろう。
定番の「牛丼・並」を食べ、新幹線に乗った。午後は自宅でオンライン会議を受けることになっている。昼過ぎに熱海駅に着いた。驚いたのは小型のキャリーバッグを持った人が、駅前に集っている。まだホテルのチェックインには早いのに、平和通り名店街のベンチの周りでは、若い人たちが揚げ物やスイーツをほおばりながら嬉しそうに話し合っている。
皆マスクはしているのだが、当然何かを飲み食いする場合にはマスクは外す。単純に「若いっていいよね」では済まないのではなかろうか。まだ週の始めだし、どうしてこんなに人がと思ったが、先月末から学校が休みに入っているからだろう。
４月になればまた新学期が始まる。その前に旅行でもしたいのだが、遠出も難しい。だったら近場の熱海にでも･･･ということなのだろう。熱海でも閉めてしまった店が、僕の通勤路途中にいくつもある。「Go To」でもないのに観光客が来てくれるのはありがたいのですが、手放しでは喜べないですね。
