Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

孤独のブランチと二人のドリンク

 この日、家内は美容院に行きたいと小田原に出かけて行った。多分<ドンキ>や<クリエイト>に寄って食材など買い出しということになるだろう。朝はとても軽くしたので、昼前にお腹が空いてきた。短いビデオ会議を済ませて、久しぶりに孤独のブランチとしましょうかね。

 

 食糧保管庫を掘ったら、いろいろなものが出てきた。この保管庫は、以前毎月のように海外出張に出かけていたころ、インスタントスープなどを買って収めておいたところ。夜遅くにホテルに着いたような場合に、荷物に忍ばせたスープやビスケットで夜食を済ませるなどしていたころの話だ。

 

 保管庫の奥に、袋ラーメン「出前一丁」が残っていた。子供の頃よく食べた、懐かしいものだ。それだけでは寂しいので、冷蔵庫から卵2個とベーコンを2枚、それにキャベツを出してきて千切りにした。

 

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 というわけで出来上がったのが、ベーンエッグ&出前一丁ブランチ。独身時代、二日酔いの休日の朝、こんなのよく食べたよね~。懐かしい「孤独のブランチ」となった。

 

 午後遅くなって、家内が小田原から帰ってきた。せっかく美容院に行ったのに、その後食材を買い漁ったのだろう、髪を振り乱していた。リュック一杯の戦利品を仕分けしている。苦労に報いなければいけないので、

 

「夕食は、ベルギービールスペインワインにしよう」

 

と提案した。最近Coopの宅配を利用し始めていて、意外とワインがお値打ちだと気づいている。この日開けたのは、Coopが届けてくれたスペイン産テンプラニーリョ100%の赤ワイン。2004年ものである。グラン・レゼルバの古酒なので、呑み始める1時間前にデカンタしておいた。

 

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 スターターに選んだのは、ベルギー産の道化師がラベルと王冠に描かれているクラフトビール。欧州支店の人からもらったものだ。ブランチは懐かしいものだったが、ディナーは嬉しいものになりそうだ。冷蔵庫の中から前菜をみつくろい、<ハナマサ>で買ってきたサーロインステーキを1枚焼いた。それを半分に分け、チーズを合わせる。これで立派な「お二人様ドリンク」である。

 

 久々のベルギービールは豊かな香りと、深い味わい。スペインワインは複雑な滋味で、ステーキとチーズによく合いました。「COVID-19」禍は収束しそうですが、ウクライナ紛争は続いています。今度欧州へ行けるのはいつになりますかね。