Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

熱海の桜、満開に

 すっかり春めいて、朝晩の暖房がほとんど必要なくなりつつある。しばらく前から日差しは強くなっていたのだが寒風が吹きすさんでいて、外出にはコートか分厚い上衣が必要だった。昨日買い物に出たら、観光客の中には半袖姿の人もいた。真冬でも0度は下回らないここ熱海、春は他所よりも一足早くやってくる。

 

 その象徴が「桜」、早咲きの熱海桜はとうに散ってしまったが、これからソメイヨシノなどが花開く。熱海駅まで行く道すがら、僕らのマンションよりすこし後に立った<コッコラーレ熱海>という建物がある。技術力が売りのゼネコン<竹中工務店>施工の、桜色の外観のマンションだ。

 

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 その小さな前庭にソメイヨシノの樹があり、年々大きくなっている。2週間前はこんな具合。ヒヨドリかな、ちょっと大きめの鳥がこの枝にはよくとまっている。そして昨日はほぼ満開に。

 

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 今度は熱海銀座の方に歩いていき、糸川をさかのぼってみた。<糸川さくら祭り>の対象は早咲きの桜、お祭りも終了している。熱海桜の植えられているところから、<New Fujiya Hotel>の裏手を通って溯ると、住宅街に出る。小さな橋のたもとに、白い桜が咲いていた。これは山桜。

 

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 もう少しすると、熱海の街を見下ろす山々の中腹が、白く霞んで見えるようになる。黄砂のせいだけではなく、山に自生する山桜が一斉に白い花をつけるから。パッと咲いてパッと散る、潔い桜だ。山の中腹と市街地では2週間ほどの差があって、もう咲いてくれていた。

 

 もう少し上ると、以前僕が住んでいたマンションがある。そこからは市役所(かつての大正天皇の別荘)まで、曲がった道が下りていく。久しぶりにその道を歩き、市役所の裏手に出た。ここには道路上に突き出たソメイヨシノの樹がある。夏場はその茂った葉で歩行者を強い日差しから救ってくれるのだが、まだ葉は出ていない。

 

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 僕の感覚では、このソメイヨシノと大湯間欠泉の前にあるソメイヨシノが、熱海に春到来の基準木。しっかり咲いてくれていた。3度目のワクチン接種(今度はモデルナだった、ちょっと痛い)も済み、手術のおかげで普通の生活に戻りました。さあ、新しい年度が始まります。張り切って行ってみましょう。