秋葉原駅前のBook-offは、かなり大きな店舗だ。場所がら特にアニメ関係のDVDなどが充実している。先だっては「NCIS」の探していたシーズンのDVDも見つけた。海外のミステリー関連の文庫も多くて、アガサ・クリスティなどは特設コーナーがあるくらいだ。ちょっと新書の並べ方が独特で、僕には探しにくいのがタマに瑕だが。
この日も秋葉原駅で途中下車して、新書を1冊と懐かしい創元推理文庫の2冊を買った。ちょうど昼を回ったところなので、今日のランチはこの辺りでいただくことにしたい。Book-offと同じビルにある「清流初つぼみ」は、以前「松花堂弁当」を食べた。別メニューの何かを食べようかなと思っていたが、ちょっと振り向いたところにも居酒屋風の店がある。
「肴酒・矢まと」というのがそのお店。派手に提灯が並んでいるところから見て、どう考えても夜の店、「ホッピー」などと大きく書いてあるし。「COVID-19」禍で始めたのか、それ以前からランチをしているのかはわからない。でも、なかなか良さそうなランチメニューである。蕎麦のセットも美味しそうだ。多分「呑んだ後の〆の蕎麦」なのだろう。
手を消毒して中に入ると、奥行きの深い店。左側がカウンター、右側がテーブル席。奥の方には個室(最大55名)もあるようだ。客の入りは半分くらい、カウンターの一番手前に座ってメニューを選んだ。「大戸屋」同様お魚定食にしようかとも思ったのだが、ふと思い立って「ハンバーグ定食」を頼んだ。900円なり。
卓上には、醤油「本膳」のプラボトルだけ。夜用の「おつまみシリーズ」のチラシは昼も目につくところにある。「気に入ったら夜も来てね」というメッセージだろうか。5~6分待って運ばれてきたのがこれ。ご飯は普通盛り、味噌汁は薄めで具はほとんどなし。一口冷ややっこと漬物が別皿で、メインの皿には分厚いハンバーグ(焦げ目なし)とたっぷりのキャベツ、ポテトサラダ、アサツキ、シソの葉が盛り込まれていた。
ハンバーグはもう少し火を通して欲しいかな、でもたっぷりの大根おろし&ポン酢に絡めると美味しい。キャベツにはフレンチドレッシングが掛かっているから、皿の上のマヨネーズは無くてもいいかも。
ランチメニューは1,000円以下と、お得なお店。お味の方はしっかりしてます。今度は夜?来てみますかね。