Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ボリュームランチ(トンコツラーメン)

 いくら「マンボウ」や緊急事態宣言をされても、熱海駅前の人出は一定以上は減らないようだ。ただ駅前を離れると、さすがに観光客の姿は少ない。今日は午前中にビデオ会議をひとつこなし、ちょっとしたレポートを書き上げて仕事に一区切りをつけた。ランチは外食するつもりで、駅前とは反対側の熱海銀座の方に足を向けた。郵便局と銀行でちょっとした用事を済ませてのれんをくぐったのは、先月W炒飯を食べてお腹いっぱいになった「あたみ田中家」。

 

 表の掲示が炒飯ばかりだったので、炒飯大好きの僕はそれを食べたのだが、ここは本来「家系ラーメン」の店。「あたみ梅ラーメン」ののぼりも店頭にある。平日の13時を少し回ったところだが、換気のため開け放した戸口から見ると割合お客さんは入っている。食券自販機の前で少し悩んだのは、ラーメンの種類が多いから。

 

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 前回の炒飯は店先の掲示を見て注文するものを決めていたのですぐ食券を買えたのだが、ラーメンの種類は食券自販機の前で初めて確認できたわけ。いろいろ目移りしたが「初めての店では基本メニュー」の原則で、醤油・塩・味噌の中から塩ラーメン(750円)を選んだ。

 

 先客はカウンターに4人ほど、席はパーティションで区切られ、いくつかの席は「使用禁止」の札が貼ってある。案内された席に着いて食券を渡すと、麺の固さを聞かれた。以前「福ヤ」のトンコツラーメンで聞かれたことはあるが、ここもトンコツらしい。「固めで」と頼んだ。ご飯が無料でつきますと言われたけれど、今日のところは遠慮。セルフサービスの水をなめながら待っていると、5分ほどで運ばれてきたのがこれ。

 

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 ほうれん草と刻みネギ、チャーシュー1枚、ウズラの卵、2枚の大きな海苔がトッピング。スープはしっかりした味の塩トンコツ。麺は中太で、注文通りの固め。前回炒飯の付け合わせのスープが熱くて困ったが、今回のスープやややぬるめで猫舌の僕にはありがたい。スープをからめながら固めの麺の歯ごたえを味わった。1/3ほど食べたところで、白いキャップのすりおろしニンニクを加えてみた。ガツンとした味になり、なかなかいける。

 

 チャーシューなどに特別な何かは無かったけれど、スープと麺は期待以上の味わいだった。熱海にも「家系ラーメン」があったのはうれしいこと。また時々寄せてもらいますよ。ごちそうさまでした。