Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

さよなら朝食は「二番館」で

 6泊滞在もあっという間、もう出発の朝がやってきた。最後のディナーも、ウニ・マグロのトロ・ローストビーフをメインに、まるで冷蔵庫が魔法の玉手箱のように家内が食材を出してくれた。前回最終日に呑み過ぎたのは、お酒の調達量を誤ったことが原因である。今回は「Go To電子クーポン」のおかげでいいお酒が買えたが、決して買い込み過ぎないよう注意を払ったので、いい最終ディナーになった。

 

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 翌朝、ゆっくり荷造りをするという家内を残して、僕はラスト朝食に出かけた。最後にお魚を食べておきたいと思って、朝市方面に歩いて行く。もう「どんぶり横丁市場」は堪能したので、古めかしい朝市の中のフードコートか食堂に行きたくなった。フードコートでは、例えば「555円どんぶり」のようなものもある。ただ誰もお客さんがいなくて、ちょっとたじろいだ。

 

https://nicky-akira.hatenadiary.com/entry/2020/02/15/150000

 

 そこで何度か利用したことのある、朝市建屋の2階の「二番館」に行ってみることにした。ここは「ワンコイン丼」が売り物だが、いろいろなメニューが用意されている。最近は観光客ばかりが目立つが、かつては朝市で働く人たちの食堂だったのではないかと思う。

 

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 いかにも「通用口」という階段を上って、テーブルに付いた。上記の記事にあるように「五色丼」がワンコインで一番見栄えもいいのだが、焼魚を食べたいと思った。以前も1,000円になるが銀ダラ定食を食べている。今はサーモンが旬なので、選んだのは「ハラス定食」980円。

 

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 何年か前にリニューアルされて、明るくテーブル等も綺麗になっている。しかし床は本当に年季の入った木製。風情があると言うべきだろう。50~60席はあるだろう広いスペースにお客さんは10人ほど。焼き魚には時間がかかるので、10分ほど待って運ばれてきたのがこれ。

 

 右上のカレー風味の小鉢は正直不要だが、その隣のコンブの煮ものは美味。味噌汁にはワカメがたっぷりと、港町の味がする。ハラスはちょうどいい焼き加減で、皮もしっとりしていて滋味深い。3本のハラス焼き、ゆっくり味わってご飯と食べた。

 

 これから冬に向かいます。次はいつ函館旅行が出来ますかね?3月はまだ寒いし、ガスバリも店頭にないかもしれない。それでも考えてみましょうかね。また来ますよ。