Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

Squad Leader, My DYO Way(2)

 一つのキャンペーンで最初に決めることは、独ソ戦なのか独米戦なのかとその主人公。例えば今回は独米戦にして主人公をNeal Wilson伍長(7-0)とした。彼のキャンペーンの舞台は1944年のイタリア戦線、ナポリを目指す米軍の一員としてWilson伍長が登場する。

 
 できるだけ沢山の経験(試練かも)を彼に積ませたいので、複数の戦域を設定しておく。最初は、サレルノの東15kmほどのところにある街バッティパーリア周辺の戦いである。決めなくてはいけないのは、その戦域で両軍がどのくらい優勢かということ。勢いのある米軍をやや優勢と見て、+1としておいた。これが戦域修正値である。その戦域で複数のシナリオを戦うのだが、全体の勝利条件も決めておく。例えばここでは、7シナリオを戦いその間に米軍が3連勝できれば米軍勝利、それを阻めば独軍勝利とする。
 
 そこで個々のシナリオ設定に入るが、まず舞台を決める。このゲームには4枚のボードが入っている。市街地(#1)、山岳地(#2)、丘に囲まれた村(#3)、開闊地(#4)を組み合わせることになる。4回サイコロを振り出た目のボードを使う。例えば、3-2-5-3と出れば、#3と#2のボードを使う。

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 仮に全部5,6の目が出たら、もういちどやり直す。ボード1~4枚が選択されるが、1~2枚ならボードをヨコに、3枚以上なら画像にあるようにタテに並べる。次は両軍の勝利条件と戦力の選択になる。サイコロを2つ振り、ひとつは独軍もうひとつは米軍の数値である。目の大きな方が攻撃側になるが、ここに先に述べた戦域修正値を加える。今回は独軍4、米軍6だったので+1を加えて+3の優位性が米軍にある。
 
 0 ⇒ 遭遇戦、両軍同戦力で相手より多くの戦果を挙げれば勝利
 +1 ⇒ 拠点奪取戦、防御側が示す場所を占領すれば攻撃側勝利、攻撃側は防御側の40%増しの戦力を得るし、防御側は戦力の30%を増援として最初は得られない。
 +2 ⇒ 拠点奪取戦、防御側が示す場所を占領すれば攻撃側勝利、攻撃側は防御側の70%増しの戦力を得る。
 +3 ⇒ 突破戦、攻撃側は戦力の20%を防御側の後方に脱出させれば勝利、攻撃側は防御側の100%増しの戦力を得るし、防御側は戦力の30%を増援として最初は得られない。
 +4 ⇒ 突破戦、攻撃側は戦力の20%を防御側の後方に脱出させれば勝利、攻撃側は防御側の120%増しの戦力を得る。
 +5 ⇒ 突破戦、攻撃側は戦力の40%を防御側の後方に脱出させれば勝利、攻撃側は防御側の140%増しの戦力を得るし、防御側は戦力の30%を増援として最初は得られない。
 +6以上 ⇒ 殲滅戦、攻撃側は防御側戦力の80%を無力化すれば勝利。攻撃側は防御側の150%増しの戦力を得る。
 
<続く>