Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

糸川沿いのイタリアン(後編)

 まだグラスの白ワインが残っているうちに、2皿目の前菜がやってきた。ナスのバルサミコ漬けとミニカプレーゼ。特にカプレーゼは可愛く、モッツアレラとトマトは最高の組み合わせだと思う。ナスにバルサミコ酢というのも初めての経験。

 

 フォークで小さなモッツアレラの固まりを突ついているうちに、白ワインが空いてしまった。持ってきてもらったのは、サンジョベーゼ種のキアンティクラシコ2015年物。中央部が膨らんだ、珍しいグラスに注いでもらった。昔からキアンティは大好き、フィレンツェに旅行した時にふくよかな香りも柔らかな舌触りも十分堪能している。酷暑ということで少し冷やしてもらっているが、徐々に懐かしい味が戻ってくる。

 

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 大食漢のイタリア人は前菜の後プリモピアットとしてパスタなどを食べ、さらにセコンドピアットとして肉や魚のグリルなどと食べる。

 

https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2019/07/10/140000

 

 さすがに小食な日本人、しかもお酒だけは人並みに呑めるけど胃袋に限界のある中高年夫婦は、前菜+2皿というわけにはいかない。そこでパスタを2種類頼んで2皿の代わりにした。最初のパスタは、ボンゴレ(アサリ)のロッソ(とまとソース)。細めのパスタで、殻付きのアサリがたくさん入っている。シェアして半分づつ食べることにする。ソースを掬い取って食べるために(決してマナー違反ではない)、ガーリックトーストなどパンの種類を3つ追加オーダーする。

 

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 最後にやってきたのが、ペンネゴルゴンゾーラソース。香りの強いいわゆるカビチーズで、ソースにするとコクがあって赤ワインによく合う。ペンネそのものは少しゆで時間が足りないかなと思うし、突起も少なくソースが絡みにくいのだが、あまり気にせずに赤ワインで流し込んだ。

 

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 そのうちに、隣のテーブルに僕らより年配のご夫婦がやってきた。ビールにピッツアを頼んでいる。熱海にはほかにもイタリアンレストランはあるのだが、いかにも老舗だったりちょっと派手だったりして、このような等身大の「マンマのお店」には出会ったこともない。イタリア田舎街の街中食堂のような雰囲気で、見た目は派手ではないが味は本物。いいお店がやってきてくれました。また寄せてもらうことにします。ごちそうさまでした。