在宅勤務が多くなって、僕の「ニューノーマル」もいくつか定着してきた。
・DVDプレーヤーを使って囲碁番組を録画しておいて見る。
・同、古い西部劇や戦争映画、スパイものを録画しておいて見る。
・平日のランチは、熱海市内の新しい店を探して食べてみる。
・ワインの調達は、もっぱら航空会社のマイレージによる。
・朝食後、部屋のフローリング床を掃除する。
という具合。この中でも映画を夕食後映画を見るのは、なかなかオツなもの。007シリーズの中でも、ショーン・コネリー主演のものはほぼ全部見た。
映画を見ながら何か飲みたいと思うこともあって、ハードリカーを探し始めたのは今年の3月ころ。昔懐かしい「カナディアン・クラブ」を呑み始めた。改めてウィスキーのお値段を見てみると、スコッチが割安なことに気づいた。多分Brexitなどのせいでポンド安なのだろう。この「ジョニーウォーカー黒ラベル」は2,000円ちょっとで手に入った。スコットランド南部キルマーノック産の銘酒で、黒ラベルは12年物のこと。
僕が大学生のころは10,000円くらいだった。ラーメン1杯250円くらいのころである。今なら30,000円してもおかしくない。それが関税引き下げなどもあって、2,000円とは安い。迷わず買ってきた。
僕が社会人になってから飲みだしたウィスキーは、ライ麦の「カナディアン・クラブ」か、トウモロコシの「ジャック・ダニエルズ」だった。少し財布に余裕があると「ワイルド・ターキー」の50.5度のを買った。これも当時10,000円くらい。最初の海外出張で半ダース買ってきた。現地の免税店では$12だった。
実はそのころ幻のバーボンウィスキーと呼ばれていたのが「メイカーズ・マーク」。注ぎ口の封蠟は手作りゆえ1本1本形状が異なる。欲しかったのだが機会がなかった。それが地元のスーパーで売られていてびっくり、しかもこちらも2,000円ちょっと。なんでこんなに安くなったのか、このメーカー(ビームサントリー社)は今やサントリーHDの子会社なのだそうだ。
いやこれは嬉しいM&Aです。さっそく買ってきて、スコッチとバーボンの両雄、どちらから飲もうか迷っています。そうそう、サントリーさん。今度はブランデーの優良蔵元を買ってくれませんか?お願いしますよ。