いわゆる月遅れのお盆に入っていて、熱海の街には観光客の姿も多い。「COVID-19」新規感染者は多いのだが、もう「With COVID」の雰囲気である。例によってテレワーク中心の日々だが、この週はほとんどビデオ会議の予定もない。
昨年末くらいから、COOPでの買い物が増えているのだが、パンデミックや猛暑の時期には通販は大変便利。玄関先まで持ってきてくれるのだから・・・。冷凍の総菜や清掃用品などに加え、お酒類を買うことも多い。昨日紹介した南仏&ボルドーの赤ワインも、COOPでの調達。
3週に1度くらいの頻度で、<うちのみマルシェ>というお酒特集がある。そのチラシには<金賞ボルドー6本セット>など、家内の大好きな企画が載っている。1本あたり1,000円ほどになるので、「成城石井」や「KALDI」で買うよりお得。当家のワイン調達の中心は、COOPに移っている。
ところが「たまには買い物に出かけよう」と2人で(猛暑の中)、熱海の街中に出た。まず寄ったのが「業務スーパー」。家内はCOOPのギリギリ特価の時のお値段よりずっと安いと、リアル買い物をする気になるようで、ここにはその種のものが多い。
この日、僕が気が付いたのはワインのダンボール。1本の値段は700円ほどで、ダース入りの箱が重ね積みしてある。種類はボルドーものが2種類だけ。この日は他の買い物も多かったので、ラベルだけ見て帰った。そして夜の家族会議では、
「立派なラベルだった。金賞マークも一杯。それで1,000円以下?」
と議論になった。信じがたかったが、まずは呑んでみようと決め、翌日再度出かけて2種類とも買ってきた。
その夜は、簡単なおつまみを用意して2本の試飲会。右手のはミディアムボディで、何にでも合いそう。左手のは本格的なフルボディ、家内好みの渋いヤツだ。いずれもテーブルワインとしてなら立派な、色・香り・味。
「円安なのに、どうしてこんなに安いんだろう」
「COOPだって割安だったのに、さらに安いとは」
と議論の末、出てきた仮説。この手の赤ワインがだぶついている。どこかで大量のキャンセルが出たのだ。
となれば、候補は習大人の国でしかありえません。しばらく前に出た中国の贅沢禁止令が、食事は何でも赤ワインで乾杯の習慣だった官僚やプチ富裕層からワインを取り上げたのでしょう。ありがとうございました!