今日は14時から「東京グリーンパレス」というホテルで、国際会議がある。日米・日欧でデジタル政策を議論する場があって、それに首を突っ込んでいることは何度か紹介している。今回の会議は、それの「日独」バージョン。ほぼ2年ぶりの開催で、前回はCeBITが開催されているハノーファーで行われた。
https://nicky-akira.hatenadiary.com/entry/2019/10/18/070000
この会合、丸一日の日程なのだが午前中は政府間会合で、昼食を挟んで民間も入れて行われる。デジタル政策は、政府が決めてどうなるものでもない。「民間の意見を聞いてそれに沿って国内外の政策を考えなくては」、と多くの先進国政府が思ってくれている。そしてもうひとつ、インターネットに国境がなく、世界的な政策調和が必要なことも・・・。
オフィスを出たのが13時ちょっと前、往路のどこかで昼食を食べることにした。JR山手線で有楽町まで行き、東京メトロ有楽町線で麹町まで行った。途中有楽町で何か食べようとしたのだが、まだ混んでいた。さて、麹町駅に降り立ったがあまり昼食にてきとうなお店がない。やたらと「お弁当」ののぼりがあり、フードトラックも何台も開店している。なるほどここは「昼食難民エリア」らしい。
しゃれた造りのマンションも多く、「xx番町」という名前が目立つ。怪談「番町皿屋敷」の舞台は、この辺りのようだ。「東京グリーンパレス」のレストランは高そうだし、やむなく半蔵門方面に歩いて行くと・・・「ゆで太郎」があった。店外への待ち行列もない。
覗いてみると、そんなに混んでいない。ちょっと迷って「ミニかき揚げ丼セット」の食券を買った。これからの会合のことを考えると、蕎麦一杯では力が出ないと思ったから。丸いカウンターが立席用と着席用の2つ、店の中央にある。あと、窓際に何席かの直線カウンターがあるだけの小さな店だ。
わかめ・揚げ玉・刻みネギがはいっただけのシンプルなお蕎麦、かき揚げはタマネギが中心で結構分厚い。好みからすると蕎麦つゆがちょっと辛めなのだが、ここは関東だし贅沢は言うまい。とりあえずはお腹を満たしてドイツ人との会合に行くことができます。ごちそうさまでした。